
スズキの一部工場「操業停止」さらに延長 バネメーカー工場爆発の影響で一部部品が確保できず=静岡
3月6日に愛知県豊田市にあるバネのメーカー工場で起きた爆発事故を受けて、浜松市に本社を置く自動車メーカーのスズキは湖西第二工場と相良四輪車体工場の操業停止を3月25日まで延長すると発表しました。
スズキは部品を供給するバネのメーカーの工場で爆発事故が発生したため、車の一部部品が調達できなくなったとしています。
このため3月10日から湖西第二工場(静岡県湖西市)のアルトやワゴンR、ラパンといった軽自動車の生産ラインを止め、14日午後からはスイフトやソリオ、クロスビーなどを組み立てる相良四輪車体工場(静岡県牧之原市)も操業を停止していました。
スズキは2工場の操業停止期間について21日までとしていましたが、部品の調達状況が改善していないことから、25日まで操業停止を延長することを決めました。
自動車の部品は簡単に替えがきかないものが多く、スズキは中央発條が部品の製造を再開するのを待っている状況です。
3月26日以降の生産ラインの再開については、その時の状況を見極めた上で判断するということです。
「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA
あなたにおすすめの記事
スズキの一部工場で操業再開へ…社内調整で生産ライン稼働もバネメーカーからの調達は再開できず
「かなり幅広い分野に影響」トランプ大統領“相互関税”日本は24% 自動車は関税25%で部品メーカー「大変ですけど頑張って」=静岡
「元々なかったものが15% その分だけ努力しないとペイできない」アメリカとの関税交渉合意 自動車関連部品手掛けるメーカーは複雑な思い...コメ農家からは怒りの声も=静岡
#浜松市「頑張れよと叱咤激励を受けた」スズキをグローバル企業に導いた鈴木修さん 発展支えた関係者らが別れを惜しむ=浜松
「時に大変厳しい経営者であった」カリスマの哲学や語録も…都内でスズキ・鈴木修さんのお別れの会 静岡県内関係者も参列
乗り続けて大丈夫?なぜ起きた?周辺への影響は? ダイハツの認証試験における不正問題についてモータージャーナリストに聞いてみた
“トランプ関税”影響も スズキ売り上げ6兆1000億円見込むも営業利益22.2%減予想 26年3月期