2025年8月26日

ジュビロ磐田がカターレ富山に2-0で勝利。グスタボシルバ、倍井謙が躍動!プレーオフ圏内が目前に迫る!
順位は前節から一つ上がって7位と、プレーオフ出場圏が目前となりました。3連勝が懸かる次節は8月31日、アウェーで大分トリニータと対戦します。
グスタボシルバ選手
-2試合連続の先発で2連勝に貢献した。
チームの目標が昇格である以上、自分たちがホームで勝つ、勝ち切ることが必要なことだと思います。何より連勝という形で、さらに自分たちの自信を深める勝利になったと思うので、本当に嬉しいです。
-中盤の選手が流動的に動いていた。
ハッチンソン監督からは、前の選手は常に流動的に裏を狙い、常に矢印を前に向けてと言われていて、倍井選手も角選手もそうですけど、気負わずに3人の良さを生かしながら流動的にプレーすることが出来ました。
僕たち3人だけじゃなく、チーム全体が勝利のために全力を尽くし、本当にいい試合だったと思います。

-グスタボ選手と井上潮音選手の関係性は。
自分たちが中盤で動き続けることで、相手からしたらマークは、本当に捕まえづらいと思いますし、自分が動いたときにうまく潮音もスペースに入ってきてくれるので、本当にいい選手とプレーしているし、僕たちも本当にやりやすいです。
そこのバランスは監督も任せてくれている部分があるので、自分たちでうまく動きながら相手にとってはつかみづらいプレーができたのかなと思います。
-倍井選手が中に入り、グスタボ選手が空いたスペースを使うこともあった。
例えば、倍井選手がセンター寄りに来たときに、僕がうまくそこに出ていったりとかも含めて、監督が10番の選手に自由を与えてくれるところがあります。
今日の2人の関係もすごく良かったと思いますし、日ごとに練習を積み重ねるごとに、試合を積み重ねることで、そこの連係はどんどん深まっていっていると思います。
僕たちは最初のポジションを与えられたりはするんですけど、そこにずっととどまってプレーする必要は全くないので、うまく中盤の選手たちと意思疎通をしながらいい選択をして、素晴らしい試合をすることが出来ました。
倍井謙選手

-試合の立ち上がりから勝利への執着心が感じられた。
1点目も2点目も早く取れたというのは、試合運びとしてはだいぶ楽になりましたし、今日の並びでいくと、僕だったりグスタボ選手だったり角選手というのは、3人とも仕掛けて前にベクトルを常に出し続けられる選手だと思うので、そういった点で前半なんかはすごいチームとして押し込む時間帯は長かったですし、本当に評価できる我々のサッカーができたんじゃないかなと思っています。
-ジョルディクルークスがチームを去ったことで戦い方も当然変わりました。
選手によってタイプは全然違うので、角選手も周りを使いながら突破もできるし、賢い選手なので、相手を見て自分がどこに立ったら良いかというのを考えながら、中でもプレーできるというところはまた新たなオプションになります。
僕自身もジョルディが抜けて、一緒にサイドをやっていた中で、みんなよりも人一倍責任感を感じていますし、そういったところで今日は彼がいなくなっても勝利できたということはチームとしてすごいポジティブじゃないかなと思っています。
彼が残してくれたものというのは数字としてもそうだし、攻撃の主軸になってくれたし、彼がいなくなったから弱くなってしまったというのは、僕はそれだけは絶対に思われたくなかったです
。
-セットプレーではいろいろなアイデアを出していました。
そうですね、これまでセットプレーでの失点が多すぎたので、週の練習の中でも比較的セットプレーにかける時間はだいぶ長くなっています。
そういった中でタフに守れるところも多くなったし、今日はセットプレーで得点が取れたりしてるので、成果が出ているんじゃないかと思いますね。
-今日は全体的に流動的に動いていました。
自分的には中でプレーすることも好むタイプなので、張っているだけだと相手が絞りやすくなってしまうところで、味方の立ち位置を見ながら相手が守りづらいような立ち位置をどれだけ取れるかというのは意識しながらやりました。
あとは背後の部分もなくさず織り交ぜながら比較的できたんじゃないかなと思います。

-グスタボ選手との関係性も良くなっていますか。
自分が受けたときにどこに立ち位置を取るかというのは大体わかってきましたし、彼がボールを持ったときにどこにいてほしいかというのをアイコンタクトで最近感じられるようになってきています。
そういったところの連係は試合を重ねるごとに良くなってきてるんじゃないかと思います。
-3連勝に向けて意気込みを。
既に他力にはなってしまっているような気もしますけど、僕らは勝ち続けることでしか優勝だったり昇格というものは見えてこないので、本当に責任感を強く持って、みんなで1試合1試合成長できるように、しっかりトレーニングからやっていきたいですね。
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