
静岡県内の選挙区は自民党が「全勝」 小選挙区制度導入後初の独占背景 自民・井林氏に聞く“高市旋風”【衆議院選挙2026】

2月8日に投開票が行われた衆議院議員選挙は、静岡県内8つの選挙区ですべて自民党が議席を獲得しました。
小選挙区制度が始まってから初めてというこの展開を生んだのは高市総理の存在でした。
自民・山本氏 前回選では大差つけられ敗戦も、雪辱果たす
<自民党・伊藤謙一県議>
「ただいまローカルニュースで私たち、山本裕三に当確が出ました!」
2月8日午後8時、静岡3区から出馬した自民党新人の山本裕三氏に当選確実が報じられると、会場には拍手と歓声が沸き上がりました。
前回の選挙では前職に約3万票の大差をつけられ敗れた山本氏。今回は立場を逆転させ、4万票あまりの差をつけて雪辱を果たしました。
<自民党・新人 山本裕三氏>
「素直に、感謝の気持ちを持って謙虚に歩んでまいりたいと思っております。議員の世界は期数が関係ありますが、私はこの地域の代表ですから、堂々と国会に行って皆さまの思いを届けてまいります」
「政治とカネ」の震源地でも自民新人・稲葉氏が当選
前回、3区と同様、「政治とカネの震源地」と言われた8区。自民党新人の稲葉大輔氏が約11万4000票を獲得して初当選を決めました。
<自民党・新人 稲葉大輔氏>
「皆さんが日に日に大きな声を挙げていただいて、時間を費やしていただいて。今まで以上に厳しく、強く、皆さんの思いを稲葉大輔にぶつけていただきたいと思います」
一夜明け、2人はそれぞれの地元で有権者に感謝を伝えました。

<自民党・新人 山本氏>
「高市総理総裁の人気の追い風がありますので、これがすべて私の信任ではないというところも含めて、謙虚に、より謙虚に今後仕事をしていかなければならないという思いです」
稲葉氏は選挙戦で、「高市総理を浜松から支えていく」と繰り返し訴えました。

<自民党・新人 稲葉氏>
「高市政権への期待は間違いなく大きかったと思います。もっともっと支援の輪が広がるように、支持をいただけるように頑張りたいと思います」
「高市旋風」で自民316議席の大勝
前回選では小選挙区で敗れた4区と6区の自民党候補も今回、議席を奪還。小選挙区制度が始まってから初めて自民党がすべての議席を独占しました。
「高市旋風」により自民党は単独で全体の3分の2を上回る316議席を獲得。
自民党の歴史的な大勝を有権者はどう受け止めたのでしょうか?
<街の人>
「日本初の女性総理ということで、何か新しいことになるのかなと、そういう表れが少し出てるんじゃないかなと感じますね」
「自分も身を粉にしてやる気持ちだけでも言う人はいなかったので、そこは長い目で応援したい」
「(中道は)急ごしらえでしっかりとしたビジョンが国民に提示されていなかったと思う。何を考えているのかよく分かりませんでした」
今回の選挙について専門家は、「高市総理の信任投票だった」と分析します。
<法政大学大学院 白鳥浩教授>
「我々はこの選挙で訴えられていた政策を今後吟味していく。選挙までの間に政策を吟味する時間がなかった。国民が国会の論戦に関心を持って、もう一度自分なりに検証していく。作業が今後必要になって来るのではないかと思います」
自民党・井林辰憲氏に聞く
自民単独で3分の2、大勝だったわけですが、ここでまずデータを見ていきます。

SBSがJX通信社と共同で行った調査です。高市内閣を支持するかと質問したところ、強く支持するどちらかといえば支持すると答えた人が6割を超えました。井林さんどうでしょう。選挙をしていて、この自民党への追い風というのは感じていましたか。
<自民党・井林辰憲氏>
これが今回の選挙結果が出るような強い支持というのは、どの候補者もあまり肌感覚として持っていなかったと思います。
ですので、いろいろな報道調査も正直言って選挙をやっている身からすると、本当にそうなのかなと思いながらやって危機感が逆にあるっていうそういう選挙戦だったと思います。
<滝澤キャスター>
確かに今回、事前のデータいろいろなものがあった分、分析は非常に難しかったと思います。続いての数字です。

「もっとも重視した政策は」というところで、やはり物価高対策33%、年金・医療・介護16%、そして外交・安全保障が14%となっています。
やはり物価高、本当に苦しい状況ですが、このあたり今後はどういうことに取り組んでくれるんでしょうか。
<井林氏>
まず補正予算で物価高対策をやらせていただきましたが、これ物価高対策と12%の景気・雇用賃金というのはこれは一緒だと思うんですよね。
なので、やはりこの景気・雇用賃金とあわせて、きちっと物価高に負けない経済をつくっていくということが私たちに課せられた大きな役割なんだろうと思っています。
<滝澤キャスター>
利上げしても円安が止まらない。そしてしたがって物価高が止まらないという中で、本当にこれは物価高を抑制していける、対応していけるものなのでしょうか。
<井林氏>
物価高はいくつか原因がありますので、その原因ごとにきちっと対策をやっていくので、為替とかそこだけではないので。いろいろな国の物の値段も上がっている。
国内の人件費も上がっているいい面もありますので、そういうところも含めてしっかり対策をとっていけば、きちっと物価高対策が可能だと思っています。
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