2026年3月6日

<バレーボールSVリーグ>東レ静岡、連敗脱出 クレーツ不在のピンチに山田が奮起 新アリーナ建設事業始動へ「チームを強くし、価値高める」
サーブで自滅
日鉄堺BZとの1戦目。相手のサーブ効果率が9.9に対し、東レ静岡は1.2だった。サーブで21失点と自滅。逆に相手のサーブに守備を崩され、セッター新貴裕選手がミドルブロッカーを使った効果的な組み立てができずにストレートで敗れた。
阿部裕太監督は「ネットのミスが多かった。コートの長さをもうちょっと意識して(奥に)打つ必要があったんじゃないか。」と、サーブの消極性を指摘した。新選手も「アウトのミスなら向こうも触ってくれる可能性もあるし、ジャッジもしないといけない。ミスをするならアウトの方がいい」とチーム全体の反省点を指摘した。
「迷いが出た」
山田選手は「自分もチームもミスが増えてきた時に、迷いが出てきてサーブのエラーにつながったのかなと思います。(サーブを)入れにいってしまい、テイラー(エイブリル選手)に『自分のこれからの長いキャリアの中で、それがプラスに働くのか?』と言われて反省しました。あす(3月1日)ももしかしたらエラーが増えてしまうかもしれないけれど、今日のように迷わず、振り切ろうと思います」と話していた。
反省踏まえ、逆転勝ち
そうした反省を踏まえて臨んだ2戦目は、第1セットを失ったものの、続く3セットを連取して逆転勝ちを飾った。阿部監督は「選手のチャレンジする、向かっていくという姿勢が全てのプレーに良い影響を与えたのかなと思います。昨日の0-3からしっかり立て直してくれた」とたたえた。

「前日のサーブの映像を見ながら、助走やトスの位置を修正した」と言う重藤トビアス赳選手を筆頭に、サーブで攻めて効果率は12.8。藤中優斗選手は「勝負するところ、入れるところとメリハリを付けたのが個人的には良かった」。山田選手も「ある程度のミスは仕方ない」と吹っ切ったことで、アタックにも思い切りの良さが出た。
大型アリーナ事業始動
東レ静岡などがホームゲームに使用し、静岡市が2030年4月の開業を目指してJR東静岡駅北口に整備する多目的アリーナの整備・運営事業の落札者が2月25日、NTTドコモなど17社からなる企業グループに決まるなど、事業が本格的に動き出す。
「チームの価値を高める」
山田選手は「大きいアリーナができて、使えることはうれしいけれど、チームの価値自体を高めないと、その大きなアリーナを(お客さんで)埋めるのは難しい。まず、僕らができるのは、チームを強くすること」と覚悟を示した。(編集局ニュースセンター・結城啓子)

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