
今度はあなたの家の近くにも? プラモデルのモニュメント「プラモニュメント」街灯をモチーフにした市内17基目をお披露目=静岡市

静岡市の街中でプラモデルのモニュメント=プラモニュメントを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
地場産業のプラモデルをきっかけに“新たな名所”を。静岡市ならではの課題を解決しようと、市と地元企業の思いが形になりつつあります。
モチーフは“街灯” 老舗看板業者が組み立てを担当
大きな電球に、実寸大の支柱...。なんと配電盤もあります。
2026年3月17日にお披露目されたプラモニュメントのモチーフは“街灯”です。人々の目を引く地域のシンボルはどのようにつくられているのでしょうか?

<青木隆太アナウンサー>
「ありました。まだ組み上がる前のプラモニュメントです。まだパーツがはまっていないのがわかります。改めて見るとはめ込む過程も含めて、プラモデルなんだなと実感させられます」
組み立てを主に担当するのは老舗の看板業者で、静岡市のデザイナー松尾憲宏さんがデザインを手がけました。

<デザイナー 松尾憲宏さん>
「ここに来てみんながワクワクしたり楽しい思いができたりというのは外さないようにしながら、隙あらばプラモデルらしさを出そうと考えている」
これで静岡市内に設置されたプラモニュメントは17基となりました。
このうち5基は市の単独で、残りの12基は民間とのコラボでつくられていて、製造費は計約8400万円。
今のところ半分が民間投資、半分が税金です。
「観光名所がない」課題解決へ 目標は30基
今後、30基まで増やす計画ですが、そこには市がお金と時間をかけて取り組みたい理由がありました。
<静岡市 プラモデル振興係 堀郁矢さん>
「静岡市に来ても遊びに行ったり観光に行ったりするところが無いよねというのは前から言われていたところです」
静岡市は歴史的な建造物などはある一方、特に若者を惹きつける「観光名所がない」と言われ、市内を周遊する仕組みが不足していました。
<静岡市 プラモデル振興係 堀さん>
「数が増えるにつれて、認知度は高まってきていまして、最近では月に4、5件ほどテレビや新聞雑誌などの取材をいただくようになり、静岡市とプラモデルがセットで名前が売れているように感じる」
"地域に恩返しを" 地元企業「すみや電器」の思い
街灯のモニュメントを建てたのは創業100年を超える商社「すみや電器」。
地域に根付いた企業にとっても「地元を盛り上げる一助になれば」というモチベーションになっています。
<すみや電器 ブランディング課 遠藤りえさん>
「地域に恩返しというか静岡にお返しができたらいいなと思っておりますので、これが点くことで明るく灯せたら良いなという思いが強い」
ものづくりへのこだわりと企業の地元愛が新たな観光文化を築けるのか。今度はあなたの家の近くにプラモニュメントが建つかもしれません。
今回の街灯プラモニュメントは日没とともに点灯します。また、プラモニュメントの波及効果について市は、各種イベントのアンケートや認知度調査などで経済にどんな影響・循環を生み出しているのか検証するということです。
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