
藤枝に新しい道の駅「ゆとりえせとや」オープン "陶芸やアート"を核に持続可能な中山間地域の活性化を目指す【SDGs】

静岡県内27か所目の道の駅「ゆとりえせとや」誕生
静岡県藤枝市にオープンした、新しい道の駅。市はこの施設を拠点に「陶芸やアート」を通して人を呼び込み、持続可能なまちを作ろうとしています。
藤枝市瀬戸谷地区に新たにできたのは、県内27か所目の道の駅「ゆとりえせとや」です。
施設内の農産物直売所では、近くの農家が収穫した新鮮な野菜や特産物が並びます。
また、この道の駅は既存の日帰り入浴施設を"増築"するかたちで設置され、美しい自然を眺めながら温泉につかることもできます。
<訪れた人>
「おみやげなどもたくさん取り揃えてあるので、観光客が来ても買いやすくて良い場所になったと思う」
最大の目玉は「陶芸センター」ふじえだ陶芸村構想の拠点に
この道の駅の最大の目玉が陶芸センターです。誰でも気軽に自分だけの作品を作ることができます。
<訪れた子ども>
「ちょっと難しいけど、ちょっとだけ簡単」
なぜ、道の駅に陶芸センターができたのでしょうか。
<藤枝市中山間地域活性化推進課 鈴木庸介係長>
「ふじえだ陶芸村構想の構想案です」
ふじえだ陶芸村構想は、陶芸を通じて新たに人を呼び込み、まちの活性化につなげるものです。
歴史ある陶芸文化を核に再生へ
舞台となる瀬戸谷地区は、現在は人口が約1800人にまで減少し、高齢化も深刻ですが、かつては陶芸の文化がありました。
<鈴木係長>
「平成のはじめごろに中山間地域に『陶芸センター』というものができ、藤枝の一種の文化として根付いてきている状況があるから、持続可能な中山間地域を陶芸を核に進めていこうと策定した」
東京藝術大学と連携 歴史と芸術の力を活用
この陶芸村構想の実現を藤枝市とともに進めているのは東京藝術大学です。これまでフィールドワークを重ね、地元の土の調査や陶芸の歴史の聞き取りを行ってきました。
今回、陶芸体験のプログラムの監修も行っています。
<東京藝術大学美術学部 三上亮教授>
「藤枝を訪れた際に歴史的にみると須恵器の窯跡があったりして、本当に掘れば掘るほど勉強になる、色んなものが活用できる、アイデアもあるし。歴史もありますからね」
市は今後、この場所をアーティストの創作拠点として活用してもらい、長期滞在や移住、新たな観光客の呼び込みにつなげたい考えです。
<鈴木係長>
「様々な陶芸・アートの根付く場所、それぞれの場所で作品に触れることができる地域になれば、中山間地域を訪れてみようという方がたくさん増えていくのではないかと考えている」
道の駅ができ、地域を盛り上げるスタートラインに立った藤枝市。芸術の力をどこまで利用できるのか注目です。
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