
「温暖化が進んで適地になる可能性も」4日連続の夏日で農家もまいった... 暑さを逆手にパパイヤなど"熱帯作物"栽培を支援する動き=静岡

ハウス内は38℃!「サウナ」のような環境で育つ葉ショウガ
2026年4月21日の静岡県内は各地で気温が上がり、4日連続で夏日を観測しました。連日の暑さで影響を受けているのが農作物です。
暑い中の農作業は大変ですが、この高温を逆手に取って熱帯作物を生産しようという動きが出始めています。
静岡市駿河区のビニールハウスで育てられているのは、5月上旬に最盛期を迎える葉ショウガです。葉ショウガは高温多湿を好むため、ビニールハウスの中は38℃にもなります。
<浦田寛泰さん>
「暑いですね」
Q.汗すごいですね
「もうサウナに入ってるみたい」
この時期は、水やりを特に丁寧にする必要があり、生産者は蒸し風呂状態の中、毎日3時間かけて水やりをしています。
<浦田さん>
「連日、収穫も始まってて畑の管理もある。一般の消費者においしい葉ショウガを届けたいので、日々頑張ってます」
21日の県内は、次第に高気圧に覆われ日差しが届き、気温が上がりました。
各地の最高気温は川根本町で26.2℃を観測したほか、静岡空港で26.0℃など、県内では4日連続で夏日の地点が出ています。
この暑さを活用しようと新たな取り組みが進められています。
暑さを逆手に 浜松市が「パパイヤ」など熱帯作物の栽培を支援
浜松市中央区でニンニクを栽培する農家の油井さんは、2026年の秋に向けて別の作物にチャレンジする予定です。
<ニンニク農家 油井富広さん>
「パパイヤです」
こちらの農家が目指しているのが、温暖な地域で育つパパイヤの栽培。
近年の地球温暖化を見据え、浜松市はバナナやマンゴーなど23品種の熱帯作物を新たに育てる農家に対し、種や苗、資材の購入費など、最大10万円を補助します。
<浜松市農業水産課 岩田貴子さん>
「九州や四国などの温暖な地域では、国内でも栽培している作物もありますので、今後、温暖化が進んで気候変動するなかで、(浜松市が)適地になる可能性もある」
油井さんは申請が通れば、48本のパパイヤの苗を植える予定です。
<油井さん>
「私がパパイヤをやって、それを皆さんに知ってもらい、興味を持ってもらって産地化されれば、もっと普及すると思う」
浜松は熱帯作物の産地になれるのか?地球温暖化に適した農業のあり方が求められる時代になっています。
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