2023年8月14日

【国立工芸館の「水のいろ、水のかたち展」】 金沢で芹沢銈介作品に出合う

工芸・デザインで水を表現した作品、水を入れるための器各種、水や雨にまつわる人形などを集めた、所蔵品中心の展示。第1章の目立つ場所に静岡市生まれの染織家芹沢銈介の「紬地型絵染のれん滝」。和歌山県の那智大滝を鮮烈に表現。濃淡の青が白い水筋をくっきりと浮かび上がらせる。2階の第3章には「芭蕉布字型絵染着尺漁具」も。シンブルに図案化された漁具4点のシルエットが連続。
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