
熱中症警戒アラート 4月23日から運用開始 静岡県内では2024年度44回発表 2,527人救急搬送
気象庁と環境省は、2025年度の「熱中症警戒アラート」の運用を4月23日から全国で始めると発表しました。期間は10月22日までです。
この「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測される場合に出されます。暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動を促すのが目的です。
具体的には、全国58の地域で、「暑さ指数」が33以上になると予測された時に発表されます。暑さ指数は、気温や湿度、日差しなどから算出される熱中症の危険度を示す指標です。また、気温が特に高くなり、重大な健康被害が心配される場合には、「熱中症特別警戒情報」も出されます。
静岡県では2024年度、熱中症警戒アラートの発表回数は44回で、熱中症による救急搬送者数は2,527人でした。
アラートが出た際には、静岡県は市町と連携し同報無線やSNSなどを使って、県民に熱中症予防を呼びかけるということです。また大塚製薬と連携して約3,000枚のポスターを作成し、保育所や学校などに配布し、注意を促すということです。
アラートの発表状況は、環境省の専用サイトで確認できます。気象庁などでは、「こまめな水分補給や、外出を控えたりエアコンを使用したりする」など、適切な対策をとるよう呼びかけています。
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