2025年8月5日

現金約3億9000万円を横領した罪に問われた男の裁判 起訴内容全面的に認める 事件当時経理を担当=静岡地裁沼津支部

静岡県沼津市の菓子製造会社から現金約3億9000万円を横領した罪に問われている元・経理担当の男の裁判で、男は起訴内容を認めました。
業務上横領の罪に問われているのは沼津市の菓子製造会社の元総務課長の61歳の男です。
起訴状などによりますと、被告は2024年4月から11月までの間、会社の口座からネットバンキングを使って自身の口座に送金し、3億9260万円を横領した罪に問われています。
2025年8月5日に静岡地裁沼津支部で開かれた初公判で、裁判官から起訴内容について間違っているところはあるかと問われれると、被告は「ありません」と答え、全面的に認めました。
続く冒頭陳述で検察側は「知人に紹介された慈善活動や講習会の費用によって借金を重ね、老後の資金形成や借金返済のために投資を始めたが資金が足りなくなり横領を決意した」と指摘しました。


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