
「上り坂下り坂を強く走れるような選手になりたい」創部3年目の東海大学女子駅伝部 部員は選手3人とマネージャー1人...ひたむきに走り続ける学生たちに密着

静岡市清水区三保のキャンパスを拠点に活動する東海大女子駅伝部。創部3年目で部員は選手3人とマネージャー1人のみです。小さな一歩を踏み出したばかりですが、目標に向かってひたむきに走り続ける彼女たちの情熱と学生生活に密着しました。
早朝6時。東海大女子駅伝部の1日は朝練から始まります。今回も松下晴輝キャスターが練習に参加しました。清水区にあるキャンパスから清水灯台 通称:三保灯台へ。三保松原や駿河湾が広がる中、往復約8キロのコースを、自転車並みのペースで駆け抜けます。
駅伝部に所属する選手はわずか3人。まだチーム単独で大会に出場した経験はありません。駅伝部の指導にあたるのは実業団を率いた経験がある川越監督です。
<川越学監督>
「強制や管理される指導ではないので、やる気になればどんどん出来るようになる環境。まずは1人でもいいので、強い選手を出したいなと思っています。そうすれば後についてくると思うので。できればいっぱい学生が入って欲しいなと」
<カメラマン>
「余裕ですね」
<東海大学 女子駅伝部 清水美月選手>
「いやいや…もう暑くて。がんばれ!」
<松下晴輝キャスター>
「あー…終わったー!この後授業ですもんね?ちょっと話聞こうと思ったけど、時間置いてからでいいですか?お疲れ様でした」
2時間後。
<松下キャスター>
「一段とまた、オシャレになりましたね」
<清水さん>
「キメてきました(笑)」
2年生の清水さんは、午前中から授業へ。一方、1年生の渡邊さんはマネージャーの石井さんとお弁当タイム!
<松下キャスター>
「このお弁当は渡邉さんの手作りですか?」
<渡邊選手>
「そうです!(練習の後に)急いでご飯炊いて、作ってきました」
<東海大学女子駅伝部 石井歩花マネージャー>
「愛を感じます」
<渡邉選手>
「夏バテで去年とか食べられない時もあったけど、食べないと走れなくなっちゃうから、軽いものや、ゆで卵でたんぱく質を取って気を付けています」
自然豊かな練習環境と、雰囲気の良さが光る女子駅伝部。最後に、今後の目標を聞きました。
<1年・渡邊優輝選手>
「3000mや5000mで記録を残せるように。平地だけではなく上り坂下り坂を強く走れるような選手になりたい」
<2年・清水美月選手>
「(目標は)富士山女子駅伝に出場すること。ピッチ(走法)が自分の強みなので、きつくなっても落ちないようにこれからも練習で強化していきたい」
<4年・妹尾晴華選手>
「高校の時は3年間、市町対抗駅伝に出て、大学ではあまりいい結果が残せていないんですけど…。大学4年生で最後なので、富士山女子駅伝の静岡県メンバーに入れるように頑張ります」
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