
【各党の経済対策まとめ】止まらぬ「物価高」に現場は疲弊…4月までに3500品目超が値上げの見通し【衆議院選挙2026】

今回の衆院選で問われる大きなテーマの一つが、私たちの暮らしを直撃し続ける「物価高対策」です。
何度も押し寄せる値上げの波に、消費者も販売側も疲弊しています。先の見えない状況に、果たして政治はどんな答えを出してくれるのでしょうか。
「売値は上げられない」チョコ価格は2年前の3~4倍に
富士宮市の洋菓子店「sweetee」。ガーナなどアフリカ産の味に深みのあるカカオを使ったチョコレートがお店の売りです。

<sweetee 高野順弘オーナーシェフ>
「チョコレートはバレンタイン時期にとっては人気の商品なので欠かせない」
店では1か月に約15キロのチョコレートを仕入れていますが、近年は円安を背景とした物価高の波に飲み込まれています。
「チョコレートの価格は2年前と比べると3倍から4倍くらいに上がってます。洋菓子屋は輸入物が多いので、ユーロが高いと材料に値段が影響する。材料があがったから、売値を上げるというのは難しい」
円相場の不安定さは店の経営に直結するため、為替を背景にした物価高を何とかしてほしいと国の政策に関心を寄せています。
逆境下の「200品目値下げ」 スーパーの挑戦
一方、物価高に立ち向かおうという取り組みもあります。
<田島かのん記者>
「三島市内のスーパーです。店内の陳列棚には『断交値下げ200品』と書かれたポップが設置されています」

こちらのスーパーでは仕入れ価格が上昇する中、あえて200品目を値下げする大胆な企画を実施しました。
<ベストマム荻店 木下潤 店長>
「毎月のように値上げする商品はでてきているが、マムでは安いという声を頂いて手ごたえを感じている」
「強い経済」へ転換できるか

2025年は原材料の高騰などが影響し、食料品は約2万品以上が値上げされ物価高が当たり前になってしまった1年でした。
2026年も4月までに値上げ商品は3500品目を超える見通しです。 静岡経済研究所の恒友仁専務理事は、日本が海外の要因に左右されない「強い経済」を作れるかがカギだと指摘します。
<静岡経済研究所 恒友仁 専務理事>
「経済成長率は日本は1%に満たない成長。経済があまりよくないアメリカや中国も2%、4%で成長しているので、日本全体が経済を強くする、つまり我々が将来不安なくお金を使えるような環境が強い経済。ここからが経済がプラス転換するスタート地点にいる」
止まらない物価高。現場の努力や私たちの工夫が限界を迎えつつある中、政治が果たすべき役割は何なのか、選挙はその答え合わせの場です。
各党の公約、実現性と時期の見極めを

今回の衆院選で各党がどんな経済対策を打ち出しているのか、主な公約をまとめました。
給付や控除、補助、削減など様々なフレーズが並びますが、どれも実現されれば私たちの生活にはプラスになると思われます。
ただ、発表の内容をよく見ると内容だけでなく時期などに違いも出てきます。
これからの国のかたちを決める今回の選挙を機会に皆さんが、自らの目で細かく公約をチェックして一票を投じていただきたいと思います。
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