
身近な食品や日用品など4月から2798品目が値上げ 観光地でも悲鳴

きょうから4月。様々な食品などが値上がりします。
例えば、カップラーメンは3月31日まで1個254円でしたが、4月1日からは267円になりました。
キッチンでよく使われるサラダ油は、1日から8%から14%の値上げになります。止まらない値上げの波に、食の現場は困惑し、疲弊しています。
「コメ」高騰で苦渋の決断
「ただいまから、今季の漁協食堂開店いたします」
1日から今シーズンの営業をスタートした富士市の田子の浦港漁協食堂。
新鮮なシラスを求めて、食堂の券売機にはさっそく多くの人が行列を作っていました。
<訪れた客>
「非常にプリプリしてておすすめですね、おいしいです」
「毎年オープンする日に食べにきているのでことしも来たな、ようやく春が来たなって気がします」
<田子の浦港漁協食堂 古江奈津子さん>
「遠くからも、うちのシラスを求めて来ていただいていますので、とても嬉しいです」
初日から多くの人で賑わいを見せましたが、その裏で店は、苦渋の決断をしました。
<古江さん>
「お米の方が2025年すごく高くなったんですが、その時は踏ん張って頑張ったんですけれども、やはりことしはちょっと値上げせざるを得なくて」
原材料の高騰により、丼ぶりに使うお米の仕入れ値が2025年よりも1.8倍ほど高騰しました。
お店の看板メニューであるシラスを使ったメニューは2025年から100円ずつ値上げし、4月1日から1杯1000円になりました。
4月の値上げは2798品目 身近な食品や日用品に波及
値上げの波は、より身近なところにも及んでいます。帝国データバンクによりますと、4月の飲食料品の値上げは、なんと2798品目にのぼります。
食用油やインスタントラーメンのほか、酒、お菓子、マヨネーズ、さらには生活に欠かせないティッシュやトイレットペーパーなども値上がりします。4月以降の先行きを心配する人もいます。
からあげ専門店ではマヨネーズや食用油の負担増
静岡市葵区にあるからあげ専門店では、近年、米や鶏肉の仕入れ価格が上がっているものの、2026年はなんとか価格を維持してきました。
しかしその裏で、4月1日からタルタルソースなどに使うマヨネーズの仕入れ値が値上がりしました。
<天下鳥ます静岡店 鈴木方紀店長>
「1本あたり1キロで、月に大体20本使う。結構大量に使うので影響は大きい」
唐揚げの調理に欠かせない食用油も値上げされている中で、今後への懸念は膨らみます。
<鈴木店長>
「『業務用油は、とりあえず4月は上がらない』と業者に言われています。5月はわかりません、という感じです。商品の価格を上げたいのはやまやまだけど、これ以上上げたらお客さんが来なくなる心配がある」
食の現場で働く人たちを追い込む値上げの波。イラン情勢の長期化など不安材料が多い中で、飲食店の悩みは尽きません。
「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA










