
「お客様にとって大切なことを提供できるように」"自分の料理だけ来ない"を解決!中華ファミレス「五味八珍」が調理時間計算AIを導入=浜松市

いまや、さまざまな場面で活用されているAIを調理場に導入した飲食店があります。
同じテーブルを囲む家族連れなどに出来立ての料理を提供したい。目指すのは、「自分のモノだけ来ない」の解決です。
静岡県民おなじみの中華ファミリーレストランの「五味八珍」。昼夜問わず多くの人でにぎわいます。厨房は、相次ぐオーダーに対応しようと大忙しです。
<金國賢一記者>
「楽しいレストランでの食事。ただ、ひとりだけ料理が届かないという経験はありませんか。この悩みをなんとAIが解決してくれるというんです」

調理スタッフが確認するモニター。これが五味八珍が導入したシステムその名も「まかせてAIデシャップ」です。
「オーダー、唐揚げセット1つ、ワ・ラー1つ、五目ラーメン1つ」
<五味八珍 稲垣圭太郎地区長>
「オーダーが入ったのでまず餃子をやります」
Q. カウントダウンしているが
「あと7秒後にスタートするとちょうど時間が合う。同時に提供できるようになる。ラーメンはゆで時間が2分と短いので3分30秒後に、麺を入れると餃子とちょうどタイミングが合うようになる」
「誰がやっても同じようにできる」調理時間を瞬時に計算するAI
AIが注文された料理の調理時間を瞬時に計算、なんと数百種類はあるというメニューの組み合わせも考慮し、最適なタイミングを教えてくれます。
「唐揚げセットと五目ラーメンが上がります」
「かしこまりました」
3つのメニューがほぼ同じタイミングで出来上がりました。料理をタイミング良く提供するのはベテランでも難しいのですが、AIを導入することで誰かの料理だけ遅いという事態が減ったといいます。
<稲垣地区長>
「(AI導入でスタッフの)育成時間の短縮もできるし、誰がやっても同じようにできるというのが一番のメリット」
人手不足が慢性化する中、時間帯によっては少ないスタッフで厨房を回すこともありますが、AIによる指示でスムーズなオペレーションが可能になったといいます。
「人じゃなくてもできる所は機械に」人手不足解消と食べ残し半減も
<稲垣地区長>
「商品を大切にするという一番こだわりたいところに力を注ぐために、人じゃなくてもできる所は機械に頼ることで自分たちが本当にやりたいこと、お客様にとって大切なことを提供できるようにしていきたい」
業界が抱える「人頼み」という課題を一度に解決できるかもしれない。AIシステムには大きな期待がかけられています。
今回、AIシステムを導入したことで取材した店舗では、食べ残しが半減したという新たな効果が生まれたといいます。
五味八珍では現在直営の3店舗でこのシステムを活用していますが、2026年度中にはすべての直営店に導入する予定です。
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