2026年3月24日

SNSで注目の「エンジェルヘアチョコレート」ってどんなもの?ルーツや気になる味の特徴は
.jpeg)
青木:「エンジェルへアチョコレート」って、初耳なのですが、どんなチョコですか。
平岩:名前の通り、天使の髪の毛という意味が込められています。トルコのイスタンブールから割と近くの北西の方にあるイズミットという町がこのチョコレートの発祥とされています。
現地の砂糖菓子で「ピシュマニエ」と言われる伝統菓子があります。ふわふわしてちょっと綿菓子のようなお菓子で、これを中に入れたチョコレートがエンジェルヘアチョコレートです。ピシュマニエが天使の髪の毛に似ているため、お菓子の名前になっています。ピシュマニエとチョコレートクリームなどが二層になっていることもあります。英語だと、わかりやすくコットンキャンディと言われたりもしますね。
青木:エンジェルへアチョコレートって、日本で話題になってるんですか。
平岩:そうですね。去年の11月にナチュラルローソンから輸入品が発売されました。ローソンから出ているものはミルク・ホワイト・ピンクの3種類です。板チョコレートの中にピスタチオクリームと淡いピンク色のピシュマニエが入っていて、色がカラフルで写真を撮るのに使いやすいんですよ。
青木:いわゆる「映(ば)える」というものですね。
平岩:今年のバレンタイン時期には、全国にあるPLAZAというセレクトショップや、東京の松屋銀座などに入っているトルコのお菓子ブランド「ディヴァン」からも発売されていて、じわじわ人気が広がっている感じです。
ドバイチョコは、咀嚼音が人気に
青木:「ネクストドバイチョコレート」と言われているそうなんですが、そもそもドバイチョコレートって何ですか?平岩:ドバイチョコレートは、2、3年前ぐらいから話題になっているお菓子です。これも板チョコレートなんですが、中に「カダイフ」と言われる、アラブ地域でよく食べられるカリカリした生地が入っています。これとピスタチオのチョコレートを絡めたりすることが多いですね。
TikTokなどで、ASMR動画をご覧になったことありますか?マイクで音を収録することによって、咀嚼音などの音を楽しむ音声動画です。このお菓子を食べるとシャリシャリ、カリカリとする音が聞こえるので、これがSNSでバズりました。それで世界的に話題になったんです。
ドバイチョコレートの次は何が来るかという話になり、エンジェルヘアチョコレートが同じようなトルコの地域で食べられているということで、ネクストドバイチョコレートと言われたりしています。
青木:なるほど。エンジェルヘアチョコレートは板チョコのカテゴリーではあると思いますが、こちらは音というよりは見た目で人気が出たんでしょうか?
平岩:そうですね。こっちは見た目ですね。
青木:わかりました。スタジオにも用意していただいたので、食べてみようと思います。確かにパッケージには「エンジェルヘア」と書いてありますね。板チョコサイズで、緑のクリームの中からピンク色のふわふわとしたものが出てきているイラストがあります。原産国名はトルコですね。では、早速いただこうと思います。
割ってみると、綿菓子に似ているんだけど何か違う、ピンク色のふわふわとした砂糖菓子が入ってます。いただきます…あっ、甘いですね。
平岩:そうです。綿菓子に似ているんですが、砂糖と小麦粉を練り合わせて、それを細くなるまで引いているところが違います。日本の綿菓子だと食べるとふわっと消えちゃうと思うんですが、もうちょっと食感があって、食べるとなんだかホロホロするような感じなんですよね。
青木:綿菓子って結構ベタつく部分があると思いますが、これは、舌の上で全くベタつかず、ふわっと溶けます。コーヒーが欲しくなりますね。これが今、若者の間で人気なんですか?
平岩:いろんなお店で手に入ると言いながら、今ちょっと品薄で、なかなか入手できないということで話題になっています。年代問わず、特に女性に人気があるようです。
チョコと何かを掛け合わせたお菓子がトレンド入り
青木:このエンジェルへアチョコレート以外で注目されているものってありますか?平岩:今年のバレンタインは、チョコレートと焼き菓子など違う生地を合わせたようなお菓子がトレンドでした。チョコレートは今、値段が上がっているということもあり、他のお菓子と組み合わせることによって使用量が少なくて済むという利点もあります。今季は、例えばチョコレートとマシュマロ、チョコレートとクッキーなどの組み合わせがトレンドになっていました。
マシュマロは英語ですが、フランス語ではギモーヴっていう言い方をします。ギモーヴにチョコレートをかけたものを「ギモーヴショコラ」と言いますが、これがトレンドになっていたりしますね。
青木:なるほど。チョコレートの業界のトレンドもあるんですね。「チョコレート✕何か」っていう方向性がありますね。
平岩:そうですね。食感の違いを楽しむというところもあると思います。エンジェルへアチョコレートも一緒だと思います。
「チョコじゃないチョコ」もネクストトレンド!
青木:静岡にゆかりのあるチョコレートもあるんですね?平岩:焼き菓子にチョコレートをかけたものがたくさんあります。皆さんがよくご存知の「うなぎパイ」の春華堂は、コネリというブランドを東京の品川駅限定で展開しています。このコネリが今の時期、パイ生地にチョコレートを染み込ませたようなお菓子を販売しています。ベネズエラ産カカオ、フランス産ミルク仕立て、静岡産抹茶などの味があり、サクッとしているけど、ちょっとしっとりとした食感です。「シトサク」と言ったりするんですが、食感訴求のものが人気がありますね。
青木:エンジェルヘアチョコも含めて、「食感」というアプローチが今のトレンドですか。
平岩:はい。そうですね。
青木:次のトレンドの兆候って見えてきていたりするんですか。
平岩:カカオを使っていない、「チョコレートみたいなもの」というのも最近は出てきています。例えば、イオングループで出しているものは、ひまわりの種を使ったチョコレートみたいなお菓子ということで「チョコか?」なんていう名前がついています。あとは、「キャロブ」と言われるアイスクリームなどのとろみを出したりするのに使うような材料を使い、チョコレートのようにしたものもあります。
青木:わかりました。まずは、トレンドになっている食感を楽しむチョコレートの数々、そしてこのトルコから生まれたエンジェルへアチョコレートを皆さんも食べてみてはいかがでしょうか?平岩さんありがとうございました。
※2026年2月19日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。
SBSラジオIPPO(月~金曜:朝7:00~9:00)忙しい朝を迎えているアナタに最新ニュースはもちろん、今さら人には聞けない情報をコンパクトに紹介!今日の自分をちょっとだけアップデート!番組公式サイトやX(旧Twitter)もぜひチェックを!
radikoでSBSラジオを聴く>










