2022年5月30日

お好み焼きでイタリアン？定番から個性派まで楽しめる「お好み焼きみかみ」／静岡市

和からし、だし粉があうお好み焼き！静岡・浅間通り商店街

静岡市葵区馬場町、浅間通り商店街に2020年1月にオープンした「お好み焼きみかみ」。ちょっと変わったお好み焼きも食べられるということで、店主の田向義和さんにお話を伺いました。※価格はすべて税込です。

※5月19日にSBSラジオ「鉄崎幹人のWASABI」でご紹介しました。

田向さんは石川県金沢市のご出身。静岡の食べものが美味しく、静岡の気候や人々に惹かれて移住したそうです。どうしてお好み焼き屋を始めたのかもうかがうと、元々は洋食を作っていたときもあったけれど、田向さんご自身が大のお好み焼き好き！浅間通りの門前町というお店の立地にあうものは？と考え、お好み焼き屋をオープンさせました。

100年後に「静岡の名物といえば、お好み焼きみかみのお好み焼き」と言われることを目標に、日々美味しいお好み焼きを焼いていらっしゃいます。

こちらがお店のメニューです。相撲の番付風になっているお店のメニューは、東にお好み焼き豚天、西に豚入ねぎ焼き。中央には、「イタリアン」の文字が！お好み焼き屋で「イタリアン」？さっそくお願いしてみました！

生地は静岡県産の小麦粉を、安倍川の伏流水で県産のかつお節（本枯れ節）ほか、数種の魚や昆布からお出汁をとったもので溶いて使用しているそう。豚バラのほかに、トマトとチーズ、大葉が入っています。

お好み焼きの上にねぎとかつお節がかかっていて、高さがあり、見た目がまるで富士山のよう。チーズはお好み焼きの中にはトロッと、外にはパリッと添えられていて、濃厚。そして何よりトマトが合います！トマトとソースの組み合わせでデミグラスソースのような深いコクが生まれ、そこに加わる大葉のさっぱりとした風味が何とも絶妙！とても美味しくて食べ応え抜群の一品でした。

和からしによく合う味に仕立ててあり、お皿の横にたっぷりの和からしが添えられています。静岡おでんのように、だし粉も一緒にかけて食べるのがおすすめ。