
「時に大変厳しい経営者であった」カリスマの哲学や語録も…都内でスズキ・鈴木修さんのお別れの会 静岡県内関係者も参列
2025年4月8日、自動車メーカー「スズキ」で社長や会長を務めた鈴木修さんのお別れの会が都内で執り行われました。鈴木さんと関係の深い静岡県内の関係者も参列し、別れを告げました。
4月8日、都内で開かれたお別れの会には、約1900人が参列しました。浜松市に本社を置く自動車メーカー「スズキ」で社長や会長を務めた鈴木修さんは、2024年12月25日に亡くなりました。
スズキをグローバル企業に導いた鈴木さん。誰でも気軽に乗れる小さな自動車づくりにこだわり続けました。
会場には、初代「アルト」や「ジムニー」といった軽自動車のヒット商品も並びました。そのアルトを開発した時の言葉や、カリスマ経営者としての哲学、語録などが展示されました。
鈴木さんは静岡県内の政治にも影響力があり、4月8日、与野党の議員が参列しました。
<自民党県連会長 井林辰憲衆院議員>
「お疲れ様でしたということと、軽自動車は多くの皆さんの足ですので、これを守り通していくことが、修会長へのご恩返しだと思っている」
<国民民主党県連会長 田中健衆院議員>
「時に大変厳しい経営者であったが、私たちと接する時は町工場のオヤジといわれるあの笑顔で接していただいて、私も何度かお酒を飲む機会があったが、豪快にお酒を飲んで笑っていたのが印象的」
<立憲民主党県連代表 源馬謙太郎衆院議員>
「私自身厳しい時も、初当選した時もお手紙をいただいたり、いろんな厳しいご指導をいただきながら、温かく包んでくださる方だったので、感謝の気持ちを伝えました。初めて当選した時に、直筆のお手紙をいただいて。よく頑張ったと。今でも大事にとってあります」
<自民党 細野豪志衆院議員>
「最後、1年半くらい筆談になった。伺うたびに筆談で書いてくださって。いくつか遺言のようなものを伺っている。1つだけその紙をもらってきたが、修会長が残された言葉は、我々が背負ってやっていきたい」
浜松でのお別れ会は4月14日の予定です。
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