「静岡には鹿児島にも負けない良いお茶がたくさんある」本格的なシーズン前に新茶初摘み＝静岡市駿河区
本格的な新茶シーズンを前に4月9日朝、静岡市の茶畑で露地栽培の茶葉の初摘みが行われました。
新茶の初摘みが行われたのは、静岡市駿河区丸子の松川茶園です。
地元の茶農家や近所の人など約30人が集まり、早生品種の「近藤早生」の新芽を丁寧に摘み取っていきました。
「近藤早生」は、主力品種の「やぶきた」より、10日ほど早く収穫でき、花のような甘い香りが特徴です。
＜茶摘みに参加した人＞
「今年は上等。上出来」
2025年は冬の寒さの影響で、生育が遅れたものの、3月後半に暖かい日が多かったため、2024年よりも1日早く収穫を迎えました。
＜松川茶園 松川洋平さん＞
「静岡には鹿児島にも負けない良いお茶がたくさんある。ぜひ多くの人に静岡茶の新茶を飲んでもらいたい」
収穫した新芽は、9日午後に製茶し、11日から販売される予定です。
「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA
あなたにおすすめの記事
高級ブランド茶「高嶺の香」柔らかな新芽を手積み 新茶シーズン幕開け告げる静岡茶市場の初取引を前に
「食べやすい味で果実の傷も少なく」甘夏の初出荷 適度な寒さで良い仕上がりに…ほぼ昨年並み2.4トン箱詰め=静岡
「難しいけど頑張ってやっています」新茶シーズン迎え小中学生が茶摘み 収穫目標は75キロ＝静岡市清水区
新茶シーズン到来告げる初取引 最高値1キロ88万円 “日本一”復活に正念場＝静岡茶市場
最高値は1kgあたり88万円 新茶シーズンの到来を告げる 静岡茶市場の初取引【速報】
「川で遊ぶときは、深み、流れに注意」水難事故防止で横断幕 本格的レジャーシーズン前に＝静岡市葵区
「物は良い 魚体も大きく」駿河湾の宝石“サクラエビ”春漁始まる 由比漁港で初競り 漁協は今後の豊漁に期待=静岡