
「リスク考えつつ再検討必要」小学生4人死傷事故の現場で対策協議「道路を広くして両側にガードレールを」自治会が意見=静岡・浜松市
再発防止に向けた動きです。浜松市中央区で3月、女子児童4人が死傷した事故を受けて、警察や地元住民などが事故を防ぐための対策を協議しました。
3月24日、浜松市中央区舘山寺町の市道で小学生の列に軽トラックが突っ込み、4人が死傷した事故を受け、警察や地元の自治会などは4月21日、事故現場の状況を確認しました。住民からは、ガードレールや歩道橋の設置を求める意見が挙がりました。
<舘山寺町自治会 柴山晃会長>
「道路を広くして、両脇にガードレールがある道にしてもらいたいという意見が一番多かったです。免許が継続できるあり方を考えてもらいたいと、高齢者の免許について申し上げました」
<浜松西警察署 堀内公明交通課長>
「道路を改良することになると、道路管理者である浜松市にご尽力をいただき、予算を投じていただくことになる。リスクも考えつつ再検討をしていく必要がある」
現場は、カーブした下り坂となっていて、浜松市は事故の後、スピードに注意するよう呼びかける看板を設置しました。
この事故をめぐっては、軽トラックを運転していた浜松市の78歳の男性が逮捕され過失運転致死傷の疑いで送検されていて、地検浜松支部は、処分保留のまま釈放し、任意での捜査を続けています。
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