
パンタグラフに“コウモリ”が…JRの運転士が発見 撤去と安全確認で身延線に運休と遅れ 山梨・甲府駅構内【JR東海】

静岡県の富士駅と山梨県の甲府駅を結ぶJR身延線で5月16日昼前、電車のパンタグラフにコウモリが付着しているのを甲府駅で運転士が発見しました。撤去と安全確認のため、列車に運休と遅れが出ました。
JR東海によりますと、16日午前11時27分ごろ、身延線の甲府駅構内で、甲府駅行きの下り列車がホームに入る際、上り列車に乗務する交代の運転士が車両のパンタグラフに支障物が付着しているのを見つけました。付着していたのは、走行中にぶつかったとみられるコウモリで、甲府駅で係員がコウモリを撤去するとともに、安全確認を行いました。
この影響で、折り返しの上り列車・甲府駅11時36分発の鰍沢口駅行き(2両編成・乗客約80人)をはじめ、合わせて上下6本(下り3本、上り3本)の列車が全区間で運休したほか、特急ふじかわ3号(下り)と8号(上り)が南甲府駅〜甲府駅間で部分運休しました。また、上下5本(下り4本、上り1本)に65分〜23分の遅れが出て、約1070人の乗客に影響が出たということです。
JR東海の広報担当者によると、鳥や植物が電車に付着していることは時々あるということです。
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