
「安い方がいい 毎日食べるので」4キロ2894円! カルフォルニア産コメ販売始まる 静岡県内にも輸入米続々入荷

コメ不足のなか、静岡県内でも輸入米を取り扱う店舗が増えてきています。価格が安いイメージがある一方で、飲食店では輸入米も高くなっていると気をもんでいます。
<社会部 荻野旦記者>
「浜松市のスーパーでは、カリフォルニア産のお米の販売が始まりました。4キロ2894円で販売されています」
総合スーパーのイオンでは、静岡県内8店舗でカリフォルニア産のコメ「カルローズ」の販売が始まりました。
<購入客>
「安い方がいいので、毎日食べるので。他のもの見ても2000円以上するので、試しに買ってみようと。学生の時にアメリカに留学していた。その時にアメリカ産のコメをよく食べていた。日本米と味が変わらないと思って食べていたので、多分変わってないんかなと思って(買った)」
カリフォルニア産のコメは、さっぱりとした味と軽い食感が特徴で、チャーハンやリゾットなどに適しているといいます。カリフォルニア米を含む日本全体のコメの輸入量は、2024年度の1年間で約3000トンでした。2025年4月の輸入量は約6800トンで、わずか1か月間で2024年度の2倍を超えました。
静岡市葵区のインド料理店「ビリヤニ炊爨室」では、スパイスと肉の炊き込みご飯「ビリヤニ」を提供しています。
<ビリヤニ炊爨室 佐野綾威店長>
「バスマティライスで作っている。日本米に比べて軽やかで、繊細な印象ですごいパラっとした米でインド料理の油にすごく合うのでカレーやビリヤニに適した米」
店では、月に200キロのインド産・バスマティライスを仕入れています。
<佐野店長>
「去年から1000円近くの価格高騰になっていて、厳しくなっている」
店によると、トランプ関税の影響などもあり、インド産のコメの価格は高騰しているといいます。
日本のコメ不足などから注目を集める輸入米。変動する価格やどの料理に合うかなどを考えた上で、選択肢の一つになりそうす。
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