
富士山の入山受け付け行う「受付小屋」と「学習小屋」を設置 条例でルールやマナー学習義務付け 富士宮口五合目=静岡

富士山の富士宮口・五合目に、入山の受け付けなどを行う小屋が設置されました。静岡県側で2025年から導入される登山規制のための準備が着々と進んでいます。
富士山富士宮口五合目に6月24日に設置されたのは、入山の受け付けなどを行う「受付小屋」と、登山のルールなどを学ぶための「学習小屋」です。
静岡県側の3つの登山ルートで2025年から導入される登山規制では、富士山の保全や登山にかかわるルールやマナーの事前学習が義務付けられています。
事前学習を終えている登山者は「受付小屋」で入山に必要なリストバンドを受け取り、終えていない登山者は学習小屋で学びます。
<県富士山世界遺産課 岡部晋治さん>
「軽装での登山。ルール、マナーがなかなか浸透していないところもありますので、今回、条例でルールやマナーを事前に学習していただくことを義務付けました。今回の登山規制を通して登山者の意識が少しでも変わればありがたい」
小屋は、御殿場口や須走口の五合目にも今後、設置されます。
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