
財源不足判明の「新県立中央図書館」見直しプロジェクトリーダーに塚本副知事 JR東静岡駅南口の県有地活用を基本に=静岡県

静岡県議会で6月26日、財源不足が判明した「新県立中央図書館」について方向性を検討する新たなプロジェクトチームは、静岡県の塚本秀綱副知事がリーダーとなりJR東静岡駅南口の県有地の活用を基本とする方針が示されました。
県がJR東静岡駅近くに建設する計画の新たな県立中央図書館の整備事業を巡っては、国の交付金が当初の想定より約100億円減額となり財源不足が生じる見通しとなりました。
県は、事業の見直しを決め新たなプロジェクトチームを立ち上げて、施設の規模、機能などを検討し、年内をめどに方向性示す方針です。
<静岡県 池上重弘教育長>
「塚本副知事をプロジェクトリーダーとして、企画部、経済産業部、スポーツ文化観光部、教育委員会を構成員とする部局横断的なプロジェクトチームが発足し、今後、年内をめどの見直しの方向性を検討していく」
一方、池上教育長は東静岡駅南口の県有地の活用を基本として地域の拠点となる図書館を整備する方針は変わらないと説明しました。
「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA
あなたにおすすめの記事
100億円財源不足判明の新県立中央図書館 前教育部長の出席要求、経緯や国とのやり取り聴取へ=静岡県議会文教警察委員会
鈴木知事「一旦立ち止まって整備方針を見直す」財源不足見通しの新静岡県立中央図書館整備 年内めどに方向性示す=静岡県議会
財源不足判明の新県立中央図書館 整備計画を集中審査 静岡県が交付金減額の理由について総括=静岡県議会
国の交付金が想定より約100億円減...財源不足判明の新県立中央図書館 前任の教育部長が陳謝=静岡県
「不十分な点があったと反省している」財源不足の静岡県立中央図書館の整備事業 県議会で指摘が相次ぐ
「にわかに信じがたいことが現実に起きている」財源不足判明の『新県立中央図書館』県議会の委員会で集中審査 閉会中も継続審査へ=静岡
「さらなる調査、再発防止を」100億円財源不足の新県立中央図書館 県議会が教育長に申し入れ=静岡
国の交付金が想定より“100億円減額”見込み 静岡県の大型事業「中央図書館」移転整備 費用負担増大に知事や議会は