
「自民党の改革に取り組む」静岡選挙区・現職 牧野京夫氏 厳しい戦いを振り返り決意を語る【参議院議員選挙】

参議院選挙・静岡選挙区で当選を果たした自民党の牧野京夫氏(66)は「本当に厳しい戦いだった」と語りながらも、支援者への感謝と今後の政党改革への決意を表明しました。
「この戦いは一生忘れない」厳しい選挙戦を振り返る
「私はこの戦いをもう一生忘れることはないと思います」と牧野氏は当選後のあいさつで語りました。自民党に逆風が吹く中での選挙戦は、党のおごりと長期政権の中で蓄積された国民からの不信感を実感する機会となったようです。
「今回の戦いは、自民党のおごりと、長い政権運営の中である意味溜まってしまった既成概念、そうしたものが国民の皆さんから信頼を失ってしまった、ある意味そういう選挙だったと思います」
牧野氏は、県連や県議団をはじめ、各支部の市議会議員や党員、さらには公明党の支援者など、多くの人々の協力があって厳しい戦いを勝ち抜くことができたと感謝の意を示しました。
党改革への決意「批判を受け止め改善していく」
当選を果たした牧野氏は、今回の選挙で明らかになった課題に真摯に向き合う姿勢を示しました。
「きょう、これで当選させていただいた私は、この後自民党の改革、そしてまた、いろんな今回ご指摘を受けた、ご批判を受けたことについて、党としても、そしてまた仲間の皆さんとしっかり話し合って、それを改善、修正していきたいと思います」
「地域に根ざした政党」としての基盤を強調
牧野氏は、自民党の原点は地域との強いつながりにあると強調します。
「やっぱり自民党は地域に根ざした政党であり、そこに関わる皆さんは、我々は、とにかくその気持ちはもうこれからもちゃんと持ち続けていって、それを基盤にして、この国をこれからさらにいい国にしていかなきゃいけないと思っております」
「県民の皆さんの議席」6年間の決意
最後に牧野氏は、今回、獲得した議席の意味と今後の決意を語りました。
「今回の私のこの議席は自民党の議席でもあり、そして私は、きょうお集まりの皆さんはじめ、良識ある皆さん、県民の皆さんの議席だと思って、これから6年間一生懸命頑張っていきたいと思います」
牧野氏は、多くの人々からの助けと励ましに感謝の意を示しながら、今後の6年間、自民党の改革と国民からの信頼回復に向けて尽力することを誓いました。「逆風」の中での当選を受け、党への批判を真摯に受け止め、改革に取り組む決意を表明しています。
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