
国民民主党の現職・榛葉賀津也氏(58)、自由民主党の現職・牧野京夫氏(66)の2人が当選 静岡選挙区【参議院議員選挙】

7月20日に投票が行われた参議院議員選挙。静岡選挙区では開票の結果、国民民主党の現職・榛葉賀津也氏(58)、自民党の現職・牧野京夫氏(66)の2人が当選を果たしました。
<当選した国民民主党・現職 榛葉賀津也氏>
「6年前は大変厳しい選挙で一票の重みをつくづく感じた選挙ですが、今回、ほとんど選挙区の地元静岡に入ることができなくて、仲間に守ってもらった選挙でした。この選挙ほど一票の責任を感じた選挙はございません。しっかり結果を出して政策実現のために、この任期6年間を頑張っていきたいと思います」
国民民主党の榛葉賀津也氏は、党の幹事長として、全国へ応援演説に回りながら、自身も候補者として安定した戦いをみせました。今回で5回目の当選となります。
<当選した自由民主党・現職 牧野京夫氏>
「今回の戦いは、私はやっぱり自民党のおごりと長い政権運営の中である意味溜まってしまった既成概念、そうしたものが国民の皆さんから信頼を失ってしまった、ある意味そういう選挙だったと思います。今回の私のこの議席は自民党の議席でもあり、そして私は、きょうお集まりの皆さんはじめ、良識ある皆さん、県民の皆さんの議席だと思って、これから6年間一生懸命頑張っていきたいと思います。本当に皆さん、ありがとうございました」
2人目の議席は、自由民主党の牧野京夫氏が、参政党・新人の松下友樹氏(41)の追い上げをかわし、4回目の当選を果たしました。牧野氏は「良識勝負」を掲げて戦い抜きました。
<参政党・新人 松下友樹氏 敗戦の弁>
「あと一歩というところまで来たと思いましたが結果は負けてしまいました。応援していただいた方に申し訳ないです。ただ、参政党が大きく静岡県でも広がって、あとはやはり今の政治に対する不満だとか不安、そういうのが我々の方に一定数向いて、我々の支持をしていただいた。私も支持していただいたと思っています。今回の選挙の結果はこれで決まってしまいましたが、ただこれで終わりではなくて、私たちにとって、参政党にとっても、参政党静岡にとっても、そして私にとってもですね、今回を一つのステップとして引き続き、日本のために、そして未来の子どもや若者のために、出来ることを精一杯やっていきたいなと思っています」
今回の選挙戦では、参政党は台風の目となりました。松下氏は、日本人ファーストと銘打ったスローガンに加え、SNSなどを駆使した戦略で票を大きく伸ばしましたが、及びませんでした。
<日本共産党・新人 鈴木千佳氏 敗戦の弁>
「私はこの選挙で、物価高騰の中での国民の苦しみに心寄せない自公政治と、裏金問題に無反応な自公政治に厳しい審判を下して、少数に追い込む選挙だと訴えてきました。しっかり届けきることができなかったということで、応援・共感していただいた皆さんの期待に応えられなくて、大変申し訳なく思っています」
共産党の鈴木千佳氏(54)は、消費税一律5%への引き下げ、選択的夫婦別姓の導入や、浜岡原発再稼働の反対などを訴え、政権の批判票の受け皿を目指しましたが、及びませんでした。
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