
「耳を疑うようなゆゆしき事態」教員の児童への性暴力防止へ 教育長、学校長が緊急会議=静岡

教員による児童生徒へのわいせつ事案などが全国で相次いでいることを受け、静岡県教育委員会は対策の徹底に向けて市や町の教育長や学校長と緊急の会議を開きました。
<静岡県教育委員会 池上重弘教育長>
「事案内容も耳を疑うようなもので、被害児童生徒のことを思うと痛恨の極みであり、ゆゆしき事態であると感じている」
県教育委員会は7月24日、教員による児童生徒への性暴力の防止に向け、市や町の教育長や県立学校の校長との緊急のオンライン会議を開きました。
県内では7月、静岡市の中学校の男性教員が卒業生に対して性的な内容や面会を求めるメッセージを繰り返し送っていたとしてストーカー規制法違反の疑いで逮捕されました。
池上教育長は、盗撮を防ぐため教室などを定期的に点検することや、SNSの利用は各学校のルールを徹底することなどを求めました。
<静岡県教育委員会 池上重弘教育長>
「改めて各学校において、教職員のコンプライアンスの意識をしっかり高める必要がある」
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