
「食文化の衰退を危惧」資源回復へ“親ウナギ”154匹を放流 ワシントン条約の取引規制案は「否決」 =浜松市

近年、減少傾向にあるニホンウナギを守ろうと、遠州灘で「親うなぎ」の放流が行われました。ウナギの資源回復を目的に毎年行われています。
浜名漁協などウナギに関わる団体が参加する連絡会は11月27日、浜名湖で獲れた天然の親ウナギ154匹を港から約5キロ離れた沖合に放流しました。
ニホンウナギは日本から約2000キロ離れたマリアナ海溝で産卵し、生まれた稚魚(シラスウナギ)が海流に乗って日本や中国などに移動します。
連絡会では、資源の回復を目指して、浜名湖内の定置網漁で獲れたウナギの一部を市場から買い取り、14年前から海に放流しています。
<浜名湖発親うなぎ放流連絡会 加茂仙一郎会長>
「シラスウナギが減少してしまうと、日本の代表的な食文化が衰退してしまうことを危惧した。シラスウナギが豊漁になってくれればありがたい」
連絡会は2025年中にさらに2回の放流を目指しています。
一方、ニホンウナギをめぐっては、ウズベキスタンで開かれているワシントン条約の締約国会議で、取引に規制を加える提案の採決が行われていましたが、27日に「否決」されました。
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