
東京からの麻しん(はしか)患者が御殿場の商業施設訪問、接触者は健康観察を 県が注意呼びかけ=静岡

静岡県は1月27日、東京都内で発生した麻しん(はしか)の患者が、発症直前の1月21日に静岡県御殿場市内の商業施設を利用していたと発表しました。県では接触した可能性のある人は、体調に注意するよう呼びかけています。
この患者は30代の男性で、麻しんの予防接種を1回受けており、海外渡航歴があります。1月22日に発熱や咳、発しんなどの症状が現れ、24日に麻しんと診断されました。
患者は感染力がある時期にあたる21日の正午から午後4時までの間、御殿場プレミアム・アウトレットを利用していました。県によると、患者は公共交通機関以外の方法で来訪し、利用後は東京都内に移動したため、この施設以外での県内での接触機会はないとしています。
麻しんウイルスは空気中での生存期間が2時間以下とされており、現時点で同施設を利用しても感染の心配はないとのことです。
しかし、当日に同施設を利用した人は、接触後最大21日間は体調に注意が必要です、発熱や発しんなどの症状が出た場合は、マスクを着用し、事前に医療機関に「麻しん患者と同じ施設を利用した可能性がある」と連絡した上で受診するよう呼びかけています。
麻しんは感染力が非常に強く、免疫がない人に対しては1人の患者から12〜14人に感染するとされています。潜伏期間は通常10〜12日間(最大21日間)で、風邪のような症状から始まり、その後39℃以上の高熱と発しんが現れます。また、肺炎や脳炎などの重い合併症を引き起こす場合もあります。
県では、麻しんは予防接種で防げる病気だとして、特に定期予防接種を受けていない子どもは早めに接種するよう呼びかけています。
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