
浜名湖の名物が大ピンチ アサリ漁獲量が“ゼロ”に 3月から初の全面禁漁へ 観光潮干狩りも8年連続中止=浜松市

浜名湖の名物が大ピンチです。地元の漁協は浜名湖のアサリ漁について、2025年の1年間の漁獲量がゼロだったことを明らかにしました。
この影響で、観光潮干狩りも8年連続で中止となります。
2025年は水揚げが”ゼロ”...
<浜名漁協 渥美敏組合長>
「2023年(令和5年)の秋以降、ほとんどない状態となり、2025年(令和7年)はまったくゼロという状況になっています」
衝撃の発表です。浜名湖のアサリ漁をまとめる浜名漁協は、2025年の1年間、アサリの水揚げが全くなかったと発表しました。

浜名湖のアサリ漁は、2009年の約6000トンをピークに水揚げが年々減少。2024年には1トンを大きく割り込み、2025年はついにゼロにまで落ち込みました。
酒蒸しをはじめ様々な料理の食材として活用され、親しまれてきたアサリ。しかし、近年は地球温暖化を背景とした水温の上昇や赤潮の発生、クロダイによる食害を理由に、浜名湖のアサリはその姿を見ること自体が少なくなっていました。
2026年3月から「全面禁漁」へ ブランド喪失の危機
<浜名漁協 渥美敏組合長>
「資源の回復を図るため、従来一定の制約のもと認めていた一般の方の自由な潮干狩りについて、2026年3月から全面禁漁とします」
水揚げがゼロになったことを理由に漁協は今後1年間、一般の人が浜名湖でアサリを獲る行為をすべて禁止すると発表しました。
かつては浜名湖の春の風物詩だった潮干狩りですが、今回決めた禁漁を受けて8年連続の中止に。「浜名湖のアサリ」というブランド力や存在感が消えかかる事態に陥っています。
<浜名漁協採貝組合連合会 鈴木秀輔会長>
「浜名湖に出て、道具を使っても本当にゼロなんです。絶望的な状況というか、漁に出れば出るほど赤字が確定してしまう」
浜名漁協は今後、民間企業や行政の支援を受けながらアサリを増やす取り組みを進めたいとしていますが、回復できるかどうか見通せない状況が続いています。
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