
「なかなか生活が向上した実感がない方が多いと聞いております」春闘が本格化 連合静岡は全体で5%以上の賃上げを目指す方針発表

「春闘」本格化 連合静岡が街頭で訴える
労働組合が企業側に対して賃金アップを求める「春闘」が本格化しています。連合静岡は2月27日、全体で5%以上の賃上げを目指す方針を発表しました。大企業だけでなく、中小企業も賃上げが生み出す好循環へ一歩踏み出そうとしています。
<連合静岡 角山雅典会長>
「2024年、2025年と全体では5%以上の賃上げが実現されましたが、皆さんの生活はよくなりましたでしょうか?なかなか生活が向上した実感がない方が多いと聞いております」
27日、街宣活動を行った県内の労働組合でつくる連合静岡。企業側に求めているのは賃上げの恩恵が感じられる変化です。
企業側の集中回答日は3月17日
<連合静岡 角山雅典会長>
「実質賃金はもう11か月連続、もしくは4年連続でマイナスといったような状況」
連合静岡の角山会長は、具体的な要求目標を明示しました。全体では2025年と同様5%以上の賃上げ、中小企業や小規模事業者については格差是正分も含めて6%以上の賃上げを目標に掲げました。
春闘をめぐってはヤマハ発動機がすでに、月額1万9400円の賃上げを要求した労働組合側に満額回答。賃上げ率は5.3%となります。企業側の集中回答日は3月17日の見通しです。
「人への投資」で人材確保へ

<芝原工業 芝原利幸社長>
「こちらは最新機種のカバーの部品になります。この部分がハンドルになっていて、機械を操作する」
賃上げのすそ野はどこまで拡大するのか。
半導体製造装置などを手掛ける「芝原工業」は溶接技術で高い技術を誇る従業員130人の中小企業です。
<芝原工業 芝原利幸社長>
「景気の動向、世間の動向を見ながら社員に納得していただけるようなところで昇給の方を行っています」
社長は2026年、思い切った賃上げに踏み切ることを検討。理由の一つは人材確保です。
中小企業の技術職では、人手不足が課題となっていて、賃上げは新卒採用にも影響します。
<芝原工業 芝原社長>
「賃上げ、昇給に関しては人への投資だと考えています。社員の皆さんの成長を助けるとともに会社も成長する。いい循環が回ることで結果的に賃上げをしていく」
目指すのは在籍する社員のモチベーションと会社のブランド力の向上。現場では次世代に選ばれる企業になるための挑戦が続いています。


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