
東日本大震災から15年 県内各地で命を守る訓練 震災を知らない世代へつなぐ教訓=静岡

岩手県釜石市の追悼施設「釜石祈りのパーク」です。
津波の犠牲になった1003人の釜石市民の名前が刻まれた芳名板(ほうめいばん)が設置されていて、3月11日は多くの人が献花に訪れました。
東日本大震災の発生から2026年3月11日で15年。被災地の人たちの思い、そして震災の教訓をお伝えします。
2万人を超える死者・行方不明者が出た東日本大震災。東北をはじめ全国で追悼行事が行われる中、静岡県内でもあの日の悲劇を繰り返すまいと、各地で訓練が行われました。
三島市で全市民対象の「シェイクアウト訓練」
<職員の呼びかけ>※訓練
「地震が発生しました、身を守る行動をとってください。身を低くし頭を守り、動かないでください」
3月11日、三島市で全ての市民を対象に一斉に行われたのは「シェイクアウト訓練」です。
シェイクアウト訓練は、地震発生直後にとるべき行動を身につけるもので、揺れを感じた想定で、その場で約1分間「まず低く、頭を守り、動かない」を実践します。
三島市役所では職員が身の安全を確保したあと、外へ避難する流れを確認しました。
<三島市危機管理課 小坂力也課長>
「東日本大震災のときも地震、そのあとの津波で亡くなられた方が大勢いたので、まずは助かる、そのことについては、手を替え品を替え(訓練を)続けていきたい」
三島市は今後も訓練を繰り返し行い、防災意識を高めたいとしています。
園児が学ぶ「ダンゴムシのポーズ」松崎町で防災教室
松崎町の聖和(せいわ)保育園は毎年この日に、賀茂地域局の職員を招いて防災教室を開いています。
地震訓練では園児が頭を守って伏せた後、園庭に避難しました。
園児たちは、東日本大震災について学び、「防災ダック」と呼ばれる動物のカードをスライドで見ながら、地震や津波などが起きた時の身の守り方を試しました。
<園児>
Q. 地震が起きたらどうしますか?
「ダンゴムシ!」
<聖和保育園 宮本さなえ園長>
「(東日本大震災を園児に教えることについて)子どもたちが理解というところでは、まだ十分ではないかもしれませんが、知っていくということはとても大事なことかと思って、続けております」
釜石に灯る1200個の「忘れない」

震災の命日に合わせ、「釜石祈りのパーク」には1200個の竹の灯籠も灯されています。
地震の脅威について知り続けること、そして、あの日の悲しみを「忘れない」ことが次の災害から命を守ることにつながると信じます。
「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA









