
「安全に最善の対策をやっております」35年ぶりに"豚熱"発生 人への感染はなく知事が「冷静な対応」呼びかけ 富士宮の養豚場で2200頭殺処分

富士宮市の養豚場で家畜伝染病の「豚熱」の感染が確認されたことを受け、県は3月12日、現地での防疫作業を本格化させています。
鈴木知事は現地対策本部で「迅速に防疫対策を」と述べ、感染収束に全力を挙げる姿勢を強調しました。
2200頭の殺処分、300人態勢で封じ込めへ
鈴木知事が訪れたのは、県の富士総合庁舎に設けた豚熱の現地対策本部です。
<鈴木康友 静岡県知事>
「迅速に防疫対策をすることが豚熱の蔓延拡大に最も有効な取り組みとなりますので、ぜひしっかりと取り組んでいただきたい」
県は、3月11日に感染が確認された富士宮市内の養豚場と関連農場で、ブタ約2200頭の殺処分のほか、付近の消毒処理といった防疫対策を進めています。
11日から12日にかけて、計300人以上が防疫作業にあたっているということです。
<鈴木知事>
「安全に最善の対策をして今、防疫対策をやっておりますので、県民の皆さんにご認識いただいて、安心ですので、冷静に受け止めていただきたい」
市民への安心呼びかけと風評被害の防止
一方、豚熱の感染が確認された養豚場がある富士宮市では。
<富士宮市 須藤秀忠市長>
「県との連携による防疫作業への協力、農家や農畜産物に対する風評被害の防止、市民の不安を解消するための適切な情報提供などが必要とされます」
富士宮市は12日朝、須藤秀忠市長を本部長とする対策本部会議を開くなど対応に追われました。
人への感染はせず
今回、感染が確認された「豚熱」は家畜伝染病の一種で、CSFや豚コレラとも呼ばれています。

国や県によりますと、豚熱はブタやイノシシの病気で、人には感染しません。ブタは法令に基づく検査体制がとられていて、豚熱に感染したブタ肉が市場に出回ることはないということです。
仮に、豚熱に感染したブタの肉を摂取したとしても人体に影響はないといいます。
豚熱の発生は県内の養豚場では1991年以来35年ぶりで、2026年に入ってからは群馬県前橋市に次いで全国2例目です。
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