
3日連続で死亡事故…飲酒運転も多発「交通の流れの変化に注意」静岡県警は取り締まり強化
行楽シーズンに入り、オートバイや乗用車などの死亡事故や飲酒運転が相次いでいるとして、静岡県警は4月30日、交通指導取り締まりを強化するなど緊急の対策を始めました。5月2日まで。県警はドライバーに対して「通り慣れた道でも、交通の流れが普段と変わる時期。いつもよりスピードを抑え、車間距離をとって運転してほしい」と呼び掛けています。
静岡県内では4月27日から、3日連続で死亡事故が発生しました。1件目はオートバイの単独事故。伊豆市のツーリングスポット「西伊豆スカイライン」で、直線道路を下っていた男性(57)が転倒し、亡くなりました。県警によると例年、ゴールデンウィーク期間中はオートバイの事故が多発するといいます。
2件目は富士宮市の男性(58)が富士市の自動車専用道路「西富士道路」で乗用車を運転中、左右のガードレールに衝突し、頭を打つなどして死亡。3件目は浜松市浜名区の国道で軽ワゴン車の男性(87)が対向車2台と順にぶつかり、亡くなっています。
また、酒気帯び運転や酒酔い運転をしたとして、4月26日から29日にかけて4人が逮捕されました。
静岡県警は県内全域で、飲酒運転を防ぐための検問実施や幹線道路などでの速度取り締まりを強化しています。静岡県警交通企画課の高野英樹次席は「飲酒の機会が増える。飲んだら運転しないことを徹底してほしい。ゆとりのある計画を立てて運転することも大切」と呼びかけています。
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