
「飲酒運転は人の命を奪う可能性がある重大な犯罪」静岡県内で交通死亡事故多発...警察が取り締まり強化 歩行者にも注意呼びかけへ

静岡県内では、5月下旬から交通死亡事故が相次いで発生しています。県警は1件でも事故を減らそうと飲酒検問を実施するなど、取り締まりを強化しています。
5月28日夜、静岡市清水区内で行われた緊急の飲酒検問。この近くでは5月24日、死亡ひき逃げ事件が起きました。逮捕された容疑者からアルコールが検出されました。
<清水警察署 嶋田浩之交通課長>
「飲酒運転は人の命を奪う可能性がある重大な犯罪。絶対に酒を飲んでの運転はしないでほしい」
県警によりますと、県内では2025年に入り32件のひき逃げが起きていて、このうち死亡ひき逃げ事件は2件、いずれも5月下旬に発生しています。
(※データは5月28日時点)
<清水警察署 佐々木晴彦署長>
「我々はこういった事故を1件でも多く防がなくてはなりません」
5月29日、緊急抑止対策の出発式が清水警察署で行われました。交通事故が多発する地域を中心に取り締まりを強化します。
<清水警察署 鈴木英文地域交通官>
「ドライバーを含めたすべての道路利用者に対して、交通安全意識の向上を図っていきたい」
県警ではドライバーだけでなく歩行者にも注意を呼び掛けていくとしています。
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