
犯罪被害防止で静岡県警と杏林堂薬局が連携 店内アナウンスや防犯アプリ利用客にクーポン提供

静岡県内でドラッグストアを展開する杏林堂薬局と静岡県警がタッグを組み、犯罪被害防止の対策に取り組むことになりました。
杏林堂薬局の赤星博樹取締役管理本部長が8月26日午前、県警本部を訪ね、協力宣言書を読みあげ、提出しました。
杏林堂は26日から9月末まで、調剤薬局を除く県内の全89店舗で、主に特殊詐欺の被害防止を呼びかける店内アナウンスを流すほか、県警の防犯アプリ「どこでもポリス」を利用している買い物客に商品割引のクーポンを提供するということです。
<杏林堂薬局 赤星博樹 取締役管理本部長>
「電子マネーを購入される方が非常に増えている。特殊詐欺、いわゆるロマンス詐欺とかの犯罪に使われている場面に多く遭遇している。電子マネーを使った詐欺に巻き込まれないようにしていただく。地域貢献活動の一環として始めさせていただいた」
防犯アプリ「どこでもポリス」は、身近な犯罪の発生状況などを情報発信していて、県警が普及に力を入れています。
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