
「富山県・岩手県・仙台市と連携しながら災害に備えていきたい」南海トラフ地震発生を想定した災害対策本部運営訓練 応援に入る予定の自治体と体制確認=静岡

県は8月27日、南海トラフ地震の発生を想定した災害対策本部の運営訓練を行いました。応援に入る予定の富山県や岩手県の職員との連携を確認しました。
約7000人が参加した訓練は南海トラフ地震が起きてから24時間が経過した想定で行われました。知事をトップとする本部員会議では最大10メートルの津波を観測したなどの被災状況の報告を共有し、活動方針を決める流れをシミュレーションしました。
今回は県や市町、県警のほか発災後素早く応援に入ることになっている富山県や岩手県、仙台市の職員も参加し、状況に応じた支援体制を確認しました。
<鈴木康友 静岡県知事>
「新たな取り組みが始まったということで、富山県、岩手県、仙台市と連携しながら災害に備えていきたいと思います」
これまで9月上旬に実施していた県総合防災訓練は暑さ対策で2025年は10月19日に行われます。
「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA
あなたにおすすめの記事
南海トラフ地震想定し抜き打ち訓練 30分以内参集率84.6% 鈴木康友知事「参集方法を見直ししっかり準備を」=静岡
南海トラフ地震「国の想定は成果が十分に反映されず」新たな被害想定づくりに静岡県が独自で着手 県内の実情に合わせて
「2年に1回は…」南海トラフと似ている“もう一つの臨時情報”「北海道・三陸沖後発地震注意情報」大切なのは日頃の備え【わたしの防災】
なぜ?こんなに違う…南海トラフ巨大地震“新被害想定” 静岡の死者数 国は「10万3000人」県は「2万2000人」理由は“前提条件”
南海トラフ地震が東側単独で発生なら死者2万9000人「臨時情報」発表で意識高まり事前避難で被害激減も【わたしの防災】
「災害への備え避けて通れぬ」静岡県警の久田誠新本部長が就任会見 特殊詐欺対策にも意欲=静岡県警
南海トラフ巨大地震の新被害想定 静岡県内死者最悪10万人以上 10年ぶり見直しも厳しい結果
静岡県内の死者数最悪の場合約10万3000人… 南海トラフ巨大地震被害想定13年ぶりに見直し 震度7から6弱の揺れ最短2分で津波到達か