
「広い砂浜、砂丘を見たい」“壊滅的”中田島砂丘を救え 高校生が放置枝の堆砂垣で浸食を防ぐ【SDGs】
映画のロケ地などにも使われる浜松市を代表する観光スポット中田島砂丘がいま、ピンチを迎えています。強い風で砂が飛ばされ、砂浜がなくなっています。この危機を救うために、地元の高校生たちが立ち上がりました。

浜松市南区の中田島砂丘。映画のロケ地やミュージックビデオの撮影にも使われる浜松屈指の観光スポットです。この中田島砂丘がいま、直面しているのが海岸の侵食問題。


<海岸浸食災害を考える会 長谷川武さん>
「(かつての)砂丘はあの辺まであったんですけど、“壊滅的”といったら、ひどいいい方ですけど、砂丘がどんどんなくなっていますね。低く低くなっちゃっています」

40年ほど前の中田島砂丘は、波打ち際まで砂は高く積みあがっていました。
この危機を救うべく立ち上がったのが地元の高校生。SDGs活動に力を入れるオイスカ浜松国際高校の生徒たちです。
<生徒>
「きょうの目的は、海岸浸食を防ぐ堆砂垣の設置を覚えてもらいます」

堆砂垣とは、柵のこと。強い風で飛んでいく砂を止め、その場に積もらせていくことで、砂浜がやせていくのを防ぎます。

<生徒>
「これは去年の先輩たちが立ててくださったものなんですが、いまはここまで(砂が)積みあがることができました」
砂の下には堆砂垣が。堆砂垣が埋まるまで砂が積もったのです。オイスカ浜松国際高校の生徒たちは、15年ほど前から堆砂垣の設置を始めました。

堆砂垣に使うのは、砂丘近くで放置状態となっている雑木林の木の枝。これもSDGsです。大量に切った枝を砂丘に運び、ここから“楽しみながらできる設置作業”の始まりです。
<生徒>
「位置について、よ~い、スタート!」

始まったのは「堆砂垣設置競争」。
<生徒>
「これくらいでいいですか?埋めてぇ!埋めろ」
競うのは、スピードと堆砂垣の完成度。相手よりも早くきれいに堆砂垣をつくることを目指します。

<生徒>
「せーの、えい。完成!」

2チームで対戦した結果、タイムは、ほぼ同着でした。
<生徒>
「実際にやってみて仲間と協力できて楽しかったのでよかったです」
<生徒>
「広い砂浜、砂丘を見たいと思っていたんですけど、減ってしまったのでまた増えたらいいなと思います」
この「堆砂垣設置競争」、2023年11月、ほかの高校も巻き込んで学校対抗のイベントも実施予定です。
<オイスカ浜松国際高校 荻哲也教諭>
「こういった行動に移すことで新たな発想やアイディアなど考える力が磨かれていくと思います」
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