
自治体とトヨタ自動車が送迎の実証実験 通勤だけでなく子どもたちの「習い事便」に 送迎ステーションでの一時預かりにも対応=静岡・三島市

静岡県三島市とトヨタ自動車は、駅前の渋滞などの解決に向けて、郊外と市中心部の間を車で送迎するサービスの実証実験を進めています。
通勤の利便性を高めるだけでなく、子どもたちの送迎も視野に活用の幅を広げようとしています。
駅周辺の渋滞...「マイカー通勤」の課題
静岡県三島市で注目される新たな公共サービスの実証実験。三島駅など市の中心部に出かけたい市民を無料の乗り合いバスで送迎する取り組みです。
<東京へ通勤する男性>
「マイカー使う方が多いので、そうするとどうしても時間貸し駐車場がいっぱいになったり、あと三島駅周辺の渋滞で苦労されたりしている方も多いと思いますね」
マイカー移動の多い三島市では駅周辺の渋滞に悩まされていて、駐車場も思うように止められないという課題がありました。
今回のサービスによって駅前に向かうマイカーを減らしてスムーズな移動を目指します。

拠点となる送迎ステーションは郊外にある複合施設。市民はマイカーなどで施設に来た後、バスやワンボックス車に乗り換えて三島駅などに向かいます。
<乗車の様子>
「ピッ(スマホ)」
Q. 今ので乗車手続きはOK?
「OKです」
ニーズに応え「習い事便」新設 保育士も同乗
この実証実験は三島市とトヨタとの協働で進めていて、解決したいのは通勤の課題だけではありません。
<トヨタ自動車 田中崇浩(たなかたかひろ)グループ長>
「子育て層の方をターゲットにしてますので、ここから保育園に2次送迎も行っています」
2025年、市民の声を集めると「子どもの送迎ニーズ」が高いことが明らかになりました。
そこで、学校やこども園などをめぐる「習い事(ならいごと)便」を新設。乗り合いバスには保育士が同乗するほか、送迎ステーションでの一時預かりにも対応します。
<三島市政策企画課 坂本洋介(さかもとようすけ)係長>
「課題があればその場で解決して次の日には改善されてるという、民間の力強さを強く感じている」
<トヨタ自動車 田中グループ長>
「地域に貢献する、そのモビリティの可能性を拡張するという意味で言うと、とても大切なことだと思っています。共創を持ってサービスの構築をしっかりしていきたい」
この実証実験は30日まで続き、結果を踏まえて具体的なサービス内容を決定する見通しです。
「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA










