2026年2月11日

<社会人野球>ヤマハ期待の新戦力 高須大雅(明大、静岡高出)と芹沢大地(高蔵寺高)がブルペンそろい踏み
「ものが違う」
高須投手は2月8日に続くブルペン入り。
8日は捕手を立たせたままで10球を投げ、7割程度の力で145㌔を計測。見守った申原直樹監督は「これは、ものが違う」と目を見張った。
ストライクゾーンに強い球
11日は、ヤマハでは初めて、捕手を座らせて直球のみ12球ほど投じた。「ストライクゾーンに強いボールを投げることをテーマにしました。初めてにしてはまあまあです。シュートしたり、指にかからないボールもあって、質はまだ全然ですが」と高須投手。
捕手を座らせての投球は昨年11月の明治神宮大会を控えた時期以来。「当時はまだ(けがをした肩の)怖さがありながら投げていたけれど、今は心配せずに投げられています。暖かくなってきたら徐々に球数を増やして、変化球も加えていきたいです」
ヤクルト石山ほうふつ
九谷青孝投手コーチは開口一番「めっちゃいいですよ」と声を弾ませた。
「まずはコントロールです。僕が一番大事にしているものなんで。ちゃんとアウトローに、ストライクゾーンに投げられる、その中で出力が高いのが魅力。いろんなピッチャーを見てきましたけど、空振りが取れて、あれだけ手元で伸びるピッチャーというのは(ヤマハOBでヤクルトの)石山(泰稚)さん以来。そんな感じのまっすぐを投げてました。普通に社会人で通用すると、今日確信に変わりましたね。改めて捕手を座らせてみると、よりかかって、下からぐいって来るんですよね。このまま順調にいってほしいです」
「プロで活躍させたい」
大学3、4年で肩肘を痛めたこともあり、けがだけが不安要素。九谷コーチはインナーマッスルを徹底的に鍛える練習メニューを与えていると言う。「(2年で)プロに行かせるだけじゃなくて、そこで活躍させたい。ここで土台をつくって、年間通じてプロで戦えるようにと思っています」
「宝ですね」
初ブルペンの芹沢投手は捕手を立たせたままで20球ほど投げた。
日米スカウトの注目を集める高校生左腕のお手並み拝見とばかりに、首脳陣に加え、先輩投手陣がブルペンに駆け付け、投球を見守った。
受けた大本拓海捕手(掛川西高出)は「宝ですね」と納得顔だった。
芹沢投手の投球を見守るヤマハの先輩投手陣
段階を踏んでじっくり育成
高校野球引退後に脇腹を痛めていたこともあり、昨年10月以来のブルペン入りとなった。「7~8割くらいの力で20球投げました。久しぶりのブルペンは思ったよりもよくて、ボールもいい感じでした」と芹沢投手。気持ちが乗り始めたところで九谷コーチが「今日はここまで」とストップをかけるなど、無理をさせずに段階を踏んでいる。
本格的な体づくり
大学生より1カ月遅れて2月3日にチームに合流。キャッチボールからスタートし、体づくりのための本格的なトレーニングに取り組み始めたばかり。
九谷コーチ(左)が得意としたけん制を教わる芹沢投手
「しっかりいいトレーニングができているかなと思います。体の強さは全く皆さん(先輩投手陣)に及ばないので、しっかり強くしていかないと」と充実した表情を浮かべた。(編集局ニュースセンター・結城啓子)
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