
富士山登山道の静岡側「須走ルート」開山日を7月1日に前倒しへ 山梨側と合わせる方向で静岡県が地元と調整 富士宮市長からは慎重な意見

静岡県は富士山の県内3つの登山ルートの2026年の開山日について、須走ルートのみを山梨県側の吉田ルートと同じ7月1日にする方向で調整を進めています。
富士山の登山ルートは静岡側に須走、御殿場、富士宮の3ルート、山梨側に吉田ルートがあり、開山日は山梨の吉田ルートが7月1日、静岡側の3ルートは登山道に雪が残っていることなどから例年7月10日を目安に定めてきました。
静岡県は須走ルートの2026年の開山日について、7月1日にする方向で須走ルートの登山口がある静岡県小山町や山小屋の関係者などと調整しているということです。
静岡県の担当者は須走ルートの開山日を前倒しする主な理由として、静岡の須走ルートと山梨の吉田ルートが八合目で合流するため、7月1日から静岡側の開山日までに吉田ルートから登った登山客が下山する際に間違えて須走ルートに向かってしまうケースが多いことをあげています。
また、富士山の山頂の山小屋とトイレは「富士山須走口山内組合」のものしかなく、7月1日から静岡側の開山日まで山頂で山小屋とトイレが利用できないことも課題になっているということです。
富士宮ルートがある静岡県富士宮市の須藤秀忠市長は3月6日の定例会見で、「静岡県としっかりと話をしていかなければならない。(静岡側3ルートの開山日を)今までなんで10日にしてきたかということを考えると雪が溶けなくて、登山者の安心安全を保つためにはそれがよかろうということでやってきたので。今も雪がたくさん積もっていますので、7月1日にもしオープンした場合にはちょっと登れないんじゃないかなと思います」と慎重な意見を述べました。
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