
「大勢の人に安全に楽しんでもらうことが大事」富士山の山梨側が山開き 静岡側では『開山式』で安全を祈願

富士山は山梨県側で7月1日に山開きを迎え、2025年の夏山シーズンが幕を開けました。静岡県御殿場市の神社では7月10日に迫った静岡県側の山開きを前に「開山式」で安全を祈願しました。
7月1日、入山料を4000円にするなどの登山規制を強化した富士山の夏山シーズンが一足先に山梨県側で幕を開けました。
一方、静岡県御殿場市の新橋浅間神社で開かれたのは、7月10日の山開きを前にした御殿場口の開山式です。観光関係者などが集まり、テープカットを行いました。神殿では地元の小学生たちが稚児舞を奉納し夏山シーズンの安全を祈願しました。
<御殿場市 勝又正美市長>
「入山料と時間規制等、弾丸登山を防止するようになっておりますけども、状況は注視していきたい。とにかく、世界文化遺産を守っていくという地元の責務もあるので大勢の人に安全に楽しんでもらうことが大事」
山梨と静岡、足並みを揃えて取り組む登山規制。地元も一丸となり、この大きな転機に臨みます。
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