
史上最高値 静岡県内のレギュラーガソリン192.2円 前週から約30円値上がり 福祉にも影落とす=静岡県

18日発表された静岡県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、史上最高値の192.2円。前週から約30円値上がりしました。
価格高騰は福祉にも影を落とし、障害者の移動の自由を支える現場は、赤字をそのままかぶる状況にあえいでいます。
18日発表された静岡県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は前週より30円近く値上がりして192.2円。
イラン情勢の緊迫化を背景に5週連続で値上がりしていて、過去最高値を更新しました。
障害者支援に取り組む福祉の現場では...
<認定NPO法人マム 川端馨太施設長>
Q.ガソリンスタンドの前を走ると値段を見ますか?
「見るようになりましたね。この度の高騰で」
川端さんは沼津市内で障害者支援に取り組むNPO法人の施設長を務めています。
デイサービスや外出支援などを100人ほどが利用していますが、原油価格高騰の影響を受けるのが「福祉有償運送」サービスです。
<認定NPO法人マム 川端施設長>
「ただただ足出し(赤字)になるっていうような現状です」
「福祉有償運送」は、公共交通機関の利用が難しい高齢者や障害者を対象に、タクシーの半額程度の料金で移動を支援するサービスです。
川端さんのNPO法人では、5キロで520円という低い料金に設定。
しかし、料金を上げようにも簡単に変えられない事情があります。
<認定NPO法人マム 川端施設長>
「制度的に各市町で運営協議会というものが持たれるのですが、そこに諮って料金改定がやっとできるというシステムになっている。ガソリンが高騰したタイミングで料金を上げる申請をすることは、なかなかハードルが高い」
補助金導入の効果 2週間かかる見通し
一方で、政府は16日から石油の民間備蓄の放出を開始。
19日からは、ガソリンの小売価格を170円程度に抑えるための新たな補助金を導入しますが、効果が出てくるのは「今後2週間ほどかかる」との見方もあります。
<認定NPO法人マム 川端施設長>
「我々が行ってる事業は、そもそも障害のある方の自由をフォローする仕事で、福祉の分野として、より優先的に補助や助成という形を取っていただけると、ガソリン代の部分でもより良いサービス提供ができていけるんじゃないかと思ってます」
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