
「ここでは失敗を怖がらずに自由に失敗してもらって」アジカン後藤正文さんらが手掛けた音楽スタジオがオープン 築130年の蔵を改修=静岡・藤枝市

築130年の茶倉庫を再生 クラウドファンディングで7500万円
人気ロックバンド「ASIAN KUNG―FU GENERATION」のボーカル・後藤正文さんらが手掛けた音楽スタジオがついにオープンしました。
築130年の蔵を改修したスタジオには、若い音楽家の育成とまちの活性化という期待が込められています。
静岡県藤枝市茶町にオープンしたのは「MUSIC inn Fujieda」です。静岡県島田市出身の後藤正文さんを創設者とするNPO法人が、音楽制作と地域交流の新たな拠点として整備しました。
<後藤正文さん>
「見事に完成しましたミュージック・イン・フジエダの新しいスタジオ。皆さんのご支援なくして完成することができませんでした。改めまして、ご支援ありがとうございます」
お茶の倉庫として使用されていた築130年の蔵を、クラウドファンディングで集まった約7500万円を投じて改修しました。
音の響きを追求した吹き抜け空間 後藤さん自費の機材も
オープンに合わせた内覧会には、地域住民や音楽ファンなど大勢の人が訪れました。
スタジオは蔵の2階にあった床を取り外し、吹き抜けの状態にしています。天井の高さを生かすことで、音の質と響きに欠かせない広い空間を確保しました。
<内覧した人>
「昔の機材や板が使われていて、でも新しい感じもあって、地元に根付いた、いいスタジオだなと」
スタジオの隣の建物にあるコントロールルームでは、演奏した音を後藤さんが自費で購入した機材を使って録音することが可能です。
「自由に失敗してほしい」 滞在型スタジオで次世代を支援
後藤さんは次世代のミュージシャンに幅広く活用してほしいと願っています。
<後藤正文さん>
「ここでは失敗を怖がらずに、自由に失敗してもらって、その積み重ねの中から自分たちらしい作品とか、楽曲とかを作り出してもらえたら、僕ら上の世代からしたら本望でうれしく思う」
利用料金が都内と比べて3分の1程度と割安感があるのもメリットの1つです。隣接するビル3階には宿泊スペースも用意され、泊まり込みで音楽制作に打ちこむことができます。
<後藤さん>
「地方都市をどうやって面白くしていくか。これは答えではなくて、一つの過程として、こういう施設をつくることで、皆で考えていく機会になったらいいなと」
地方都市、藤枝に誕生した滞在型の音楽制作スタジオ。音楽の力で街は変わるのか、期待が高まります。
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