2026年4月4日

<高校野球>春季静岡県大会予選 静高の主砲・平野光星が特大の先制弾 強肩強打の2年生捕手
左中間スタンドへ
0-0で迎えた四回、静岡は先頭の平野選手が2球目の甘く入った直球をとらえて左中間スタンドに運んだ。両翼100メートル、中堅122メートル、プロも使用する球場の一番深いところでボールが弾んだ。「芯でとらえたので外野の頭を越えるかなと思いましたが、入るとは思わなかったです」。初回の打席は1死一、三塁と絶好の先制機に捕邪飛に倒れたが「1打席目も感覚的には紙一重だと思ったので、気にすることなく(四回の)打席に入りました」。池田新之介監督から「2打席連続(ホームラン)行ってこい」と背中を押され、五回の打席で放った左翼への大飛球も、あとひと伸びでスタンドインだった。
高校通算13本目
高校通算13本目。公式戦では昨夏の静岡大会3回戦、代打で入った高校初打席で3ランを放ち、鮮烈なデビューを飾って以来2本目で、春の練習試合解禁後は4本目と量産中だ。池田監督は「いい感じでバットが出てますね。上(プロ)を目指せる子です」と楽しみにする。
「期待に応えたい」
県大会予選のこれまでの2試合は1安打に沈んでいた。「4番を外されるんじゃないかと思っていましたが、監督が使ってくれたので、期待に応えたいと思いました」。練習試合では強豪校のエースの力のあるストレートを打ち返してきたが、公式戦では変化球や緩い球に苦戦。「低めの変化球を振ってしまった。開きが早くなる癖があるのでスローボールマシンで修正しました」
捕手としての将来性も
捕手としても2投手をリードし、完封勝利に導いた。指揮官は「キャッチャーIQが高く〝鬼肩〟で(二塁送球)1秒8台は出ます。性格的にも『俺が俺が』ではなく、ピッチャーを立てるタイプ。キャッチャーとして大成する要素は持っていると思います」と将来性を高く評価している。
理想は城島健司
静岡市生まれの16歳。長田西小1年(静岡レッドソックス)で野球を始め、長田西中時代は島田ボーイズに所属した。右投げ右打ち。183センチ、90キロの堂々たる体格。「小さいころから甲子園で見ていた静高に憧れがあった」と地元での進学を選んだ。目指す姿は、ソフトバンクや大リーグ・マリナーズなどで活躍した城島健司さんのような「打てる捕手」。低反発バット導入以降、県内では本塁打数で目立つ選手が少なくなったが、2年生スラッガーの一打に注目が集まりそうだ。
(編集局ニュースセンター・結城啓子)
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