
「トクリュウ」絡む組織的凶悪犯罪摘発、サイバー空間の脅威への対応など指示 県警が署長会議=静岡
新たな体制になった静岡県警の重点目標などを共有するため4月14日、県内28の警察署長らが集まる会議が開かれました。
この会議は毎年4月に開かれ、県公安委員会のメンバーをはじめ県警トップの本部長や警察署長らが出席しました。
会議の冒頭、県公安委員会の稲田精治委員長が署長らに対し、組織のハラスメント事案に注意するよう話した上で、リーダーシップを発揮し治安を守ってほしいと呼びかけました。
続いて、県警の津田隆好本部長が、いわゆるトクリュウグループが絡むような凶悪で組織的な犯罪における中心メンバーの検挙や、サイバー空間をめぐる脅威への対応など、2025年度の重点ポイントに組織を挙げて対策をするよう指示しました。
また、2025年の夏には参議院議員選挙があることを念頭に、SNSを使った選挙活動への対応についても変化に即した活動を徹底するよう話しました。
「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA
あなたにおすすめの記事
「犯罪の中枢をしっかり取り締まる」静岡県警に“サイバー空間の番人” トクリュウなど巧妙で凶悪な“現代犯罪”に対応の2つの新部署立ち上げ
「悪質、巧妙化する事案に対応していく」静岡県警にサイバー対策本部「トクリュウ」や闇バイトなどの犯罪に対応
「相談者に寄り添い対応を」川崎市で女性の遺体が見つかった事件にふれ 静岡県警の会議で本部長が訓示 凶悪事件から県民を守る
「参議院選挙が公正に行われるように」静岡県警・津田隆好本部長が対策を指示
「公正な選挙の実現求める県民の期待に応えて」参院選前に津田隆好県警本部長が警察署長らに訓示=静岡
「技術や情報が外国から狙われている」脅威高まる海外への流出 県警トップが企業経営者に警戒呼びかけ=静岡
中小企業へのサイバー攻撃被害防止へ 対策などの情報共有 県警や中小企業支援団体などが全体会=静岡