
生育は良好も摘採時期は前年より1~2日程度遅いか 静岡県内一番茶生育調査 JA静岡経済連が結果公表
JA静岡県経済連は4月18日、一番茶の本格的な生産期を前に、静岡県内13か所の茶畑で行った茶葉の生育調査の結果を公表しました。
調査結果によりますと、2025年の一番茶の生育状況は良好で、1月と3月の平均気温が平年より高く、4月上旬には適度な降雨にも恵まれたことが要因だということです。ただ、4月上旬に昼夜の寒暖差があったため、新芽の生育は、やや遅れているとのことです。
また、病害虫の発生は全体的に少なく、収量や品質に影響を及ぼすような気象災害も見られなかったとのことです。
このため、やぶきたの摘採時期は2024年より1〜2日程度遅くなるとみられるということで、盛期は、平坦地で4月29日から5月6日頃、山間地で5月4日から5月11日頃を見込むということです。
調査を行ったJA静岡経済連は、「需要に応じた良質茶生産に向け、計画的な摘採に努めてほしい」と呼びかけています。
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