2025年11月5日

皇室への献上は112回目「森町の次郎柿」 箱詰め作業行う =静岡・森町

特産の次郎柿を皇室に献上するため、静岡県森町で11月5日朝、収穫や箱詰めの作業が行われました。
1908年(明治41年)に始まった次郎柿の皇室への献上は、2025年で112回目を迎えます。
森町の柿農家の太田さんによりますと、2025年は例年に比べて害虫の被害が少なく豊作で、寒さが早く来たので、甘みがのった柿に育ったということです。
<柿農家 太田知宏さん>
「非常にしっとりした甘さで、ずっと食べていたくなるような味だと思っています。皇室の方々は御公務で疲れていると思いますので、森の柿を食べていただいて少しでも疲れが癒えていただけたらと思っています」
次郎柿は町内で収穫された610個の中から選び、特に形や色が良いものをブラシできれいに磨いた後、一つ一つ紙で包み桐の箱に詰めました。
次郎柿は6日、宮内庁に届くということです。
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