
日本一に輝いたSBSの番組を全国放送「無限の檻〜袴田巖さんと再審〜」【日本民間放送連盟賞グランプリ受賞作品】
1/25(日)全国放送「民放番組の頂点」に輝いた作品
静岡放送(SBS)が制作したドキュメンタリー番組『SBSスペシャル 無限の檻~袴田巖さんと再審~』が、2025年の日本民間放送連盟賞において、最高賞のグランプリを受賞しました。

番組は、袴田巖さんの58年に及ぶ裁判を振り返り、袴田さんは無罪だと思っていた3人の元裁判官の証言から再審制度の問題点をあぶり出す骨太のドキュメンタリー。
長期にわたる丁寧な取材をもとに、冤罪の恐ろしさや再審の難しさを雄弁な映像表現で深掘りした、地元メディアの情熱がつまった秀逸な作品と評価されました。
番組内容

1966年、静岡県旧清水市で一家4人が殺害された事件で逮捕され、死刑判決が下された袴田巖さん。
2024年9月、静岡地裁は袴田さんに無罪判決を言い渡した。しかし、その判決を最も望んでいた袴田さんの姿は法廷になかった。
死刑の恐怖に怯えながら半世紀近くに及んだ獄中生活によって、精神が不安定な状態が今も続く。
58年に及ぶ裁判の過程で、袴田さんは無罪だと思っていた3人の裁判官がいた。
一審・静岡地裁の裁判官 熊本典道さんは事件から40年後に「無罪だと思ったが多数決で負け仕方なく死刑の判決文を書いた」と告白し、世間に衝撃を与えた。
1980年代に再審請求の審理に関わった熊田俊博さんは、犯行着衣とされてきた “5点の衣類” について「知れば知るほどおかしな証拠。これは再審開始だと思った」と語ったが、再審の扉が開くことはなかった。
2014年に袴田さんの釈放を決めた村山浩昭 元裁判長は、半世紀近く検察がその存在を伏せてきた“5点の衣類” のカラー写真を見て「死刑判決を背負わせてきた証拠はこんなものだったのか」と愕然とした記憶を振り返る。
再審制度は冤罪被害者の救済になっているのか?
地元メディアとして、58年という長過ぎる時間と向き合うと、そこから浮かび上がってきたのは日本の司法が抱える構造的な問題点だった。
【放送日時】
TBS系列 2026年1月25日(日)午後3時30分〜4時24分
※一部の放送局では放送日時が異なります。
【スタッフ】
取材:山口駿平/編集:大石勝博/撮影:渡邉佳昭/プロデューサー:増田哲也
【受賞】
2025年日本民間放送連盟賞 テレビ・グランプリ
2025年日本民間放送連盟賞 番組部門 テレビ報道 優秀賞
第62回(2024年度)ギャラクシー賞 奨励賞
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