
「暖かくなり患者数も一気に増えてきました」スギ花粉ピークで今後はヒノキの花粉も...子どもの花粉症は10年で"倍増" 医師は「鼻に塗るワセリン」推奨=静岡

2025年の約2倍 スギ花粉の飛散がピークに
スギ花粉の飛散がピークを迎え、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどで多くの人が悩んでいるかと思います。
花粉の量が2025年の2倍近いという今シーズン、特に深刻なのが子どもの花粉症です。どう対応すべきなのでしょうか。
<富士支局 杉村直美記者>(伊豆市上船原)
「こちらのスギの木、スギ花粉がたくさんあるのがわかります」
黄色が目立つ杉林は、見るのもつらい光景です。このところ暖かい日が続き、つらさを増している花粉症。
県によりますと、2026年のスギ花粉の発生量は2025年と比べ1.9倍にのぼり、街ではマスクをつけている人の姿が目立ちます。
<男性>
「(マスクは)花粉症ですね。一番つらいのは鼻水が止まらなかったり、喉の痛みもしんどいです」
<親子>
「くしゃみと鼻水が止まらなくて。(子どもは)下の子は大丈夫なんですけど、お兄ちゃんが花粉症で」
近年、深刻化しているのが子どもの花粉症です。
子どもの患者が急増 10年で25%から48%へ
静岡市葵区にある「いとう耳鼻咽喉科」では、先週から症状を訴える患者が増え始め、多い日には1日200人以上が来院します。
<いとう耳鼻咽喉科 伊藤純一院長>
Q. 例年よりは多い?
「例年よりは多いイメージがあります。暖かくなったので最近、急に花粉が飛んできて、患者数も一気に増えてきました」
増えているのが子どもの患者です。2025年、小中学生の保護者を対象に実施されたアンケートでは、「子どもが花粉症と診断された」または「花粉症だと思う」と回答した親は48%に達しました。2012年の25.7%から、10年余りで倍近くに増えています。
有効な「ワセリン」対策
伊藤院長は、数だけでなく「質」にも注目しています。
<いとう耳鼻咽喉科 伊藤純一院長>
「子どもはスポーツをしている子が多くて、屋外のスポーツだとマスクができない環境の中で無防備な状態でスポーツすることになるので、大人に比べて重症化しやすい」
確かにマスクをつけにくい状況は存在します。そんな時の対策として、伊藤院長はあるアイテムを推奨します。
<いとう耳鼻咽喉科 伊藤院長>
「ドラッグストアでも鼻に塗るワセリンがあるので、塗るだけでも対策になる」
いまはスギ花粉の飛散がピークを迎えていますが、これからヒノキの花粉も飛び始めることでアレルギー症状が続く人が多いため、まだまだ花粉の飛び方に一喜一憂する日々は続きそうです。
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