2023年9月16日

【ベルナール・ビュフェ美術館の「いきもののかたち ビュフェの〝自然誌博物館〟」】観察眼と想像力
.jpg)
ベルナール・ビュフェが描いた昆虫や動物のデッサン画が地球環境史ミュージアム提供の標本とともに並び、見比べて楽しめる。本来存在しない触覚が長々と延びていたり前足が頭から生えていたりと、ビュフェの描く昆虫には誇張や空想が織り込まれている。対して「平均棍」と呼ばれる微少な器官を描き入れるなど真面目な観察態度もうかがわせる。標本と絵の比較によってビュフェの緻密な観察眼と豊かな想像力を一度に体感できる。(マ)
静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。
エンタメ
県内アートさんぽ
長泉町
あなたにおすすめの記事
【ベルナール・ビュフェ美術館の「ベルナール・ビュフェ いきもののかたち ビュフェの〝自然誌博物館〟」展】 太い輪郭線の印象、強烈
#県内アートさんぽ#エンタメ#おでかけ#長泉町【ベルナール・ビュフェ美術館の「アーティストの目は何をみていたか―ビュフェ、エコール・ド・パリ、そして現代アートへ」】ビュフェのトイメンに李禹煥、筆のストロークが共鳴しているかのようだ
#おでかけ#エンタメ#長泉町【ベルナール・ビュフェ美術館の「ビュフェの旅-新しい風景の発見」展】 1950年代の二つの潮流の見比べを。どんよりしたパリの建造物、高揚感に満ちたアメリカの摩天楼
#おでかけ#エンタメ#長泉町【ベルナール・ビュフェ美術館の開館50周年記念展】ビュフェは変身願望が強かった!? 作者の気持ちになって自由に鑑賞してみては。見どころを独自の視点で解説!
#エンタメ#おでかけ#県内アートさんぽ#長泉町